さらに推しの理由：リモコンで常に最適なサウンドに

もうひとつ「TS-WX140DA」で注目しているのは、リモコンが付属している点だ。ジャンルによってはサブウーファーの音量を調整して聴きたい場合もあるだろう。そこで、音量と再生帯域をダイアルで調節することができ、位相の切替えスイッチを使うことで、運転席にいながらにして、自分好みのサウンドに調整することが可能なのだ。

また、「DEEP」「NATURAL」「DYNAMIC」のモード切替えができる「DIGITAL EQ」機能もこのリモコンでおこなえる。実際に運転席下に設置した「TS-WX140DA」で、3つのモードを聴き比べたが、明らかに特性が異なるので、ジャンルに合わせて、その日の気分に合わせて楽しんでみてはいかがだろうか。以下、3つのモードの特性を紹介しよう。

「DEEP」モード
ミニバン、セダン、コンパクトカー、軽カーそれぞれの音響特性を調査してチューニングすることで、超低域部の特性を補って諧調豊かな音質を実現。ジャズやクラシックなど深みのある低音再生に最適。

「NATURAL」モード
車室内を自然な低音で満たし、身体で心地よく体感できる音響特性を追求。自然なバランスで聴き疲れしない、クセのない重低音再生を実現。POPSなど様々なジャンルで心地よい重低音を楽しめる。

「DYNAMIC」モード
出力レベルを上げるのではなく体感に訴える周波数を強調することで、車室内全体に響きわたる力強い低音再生を実現。EDMやロックなどの突き上げるような低音再生に最適。

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運転席下など見えない場所に設置できる「TS-WX140DA」ではあるが、デザイン面でもクオリティの高い仕上がりになっている。カロッツェリアのレターロゴも大きくなっているのは、パイオニアの「TS-WX140DA」に対する自信の現れでもあるのだろう。

現在の愛車のサウンド環境に少しでも不満を感じている人、ぜひ「TS-WX140DA」を一度試してみてほしい。DIYでクルマをカスタムして楽しみたい人にも、その取付け方法がシンプルになったのでオススメである。購入は全国のカー用品量販店、各種ECサイトにて。

そして最後に。クルマのカスタムと同じく、カーサウンドもひとつこだわり始めるとさらに上を目指したくなる世界であるのは同じ。きっと気軽に装着した「TS-WX140DA」で満足した人の中には、「では、純正スピーカーを交換したらどうなる？」と思う人も多いだろう。しかし、心配はご無用。カロッツェリアでは幅広い車種に対応した高クオリティのスピーカーが多数ラインアップされている。一度にすべてを交換するのもいいが、ひとつひとつ、音質のステップアップを楽しみながら自分だけのサウンドを作っていくのもまた、カーライフの楽しみ方のひとつである。

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carrozzeria TS-WX140DA

■仕様
・スピーカー構成：20cm×13cm平面アルミニウム振動板サブウーファー
・最大出力：170 W
・再生周波数帯域※：DEEP 20 Hz～200 Hz／NATURAL 40～200Hz／DYNAMIC 40 Hz〜160 Hz
・出力音圧レベル（車室内音圧）※：DEEP 95 dB／Natural 98dB／DYNAMIC 100 dB
・ローパスフィルター：50Hz～125Hz（-12dB/oct）
・最大消費電流：4.3A
・コード長：スピーカーコード5m、電源コード5m、リモコン5m、RCA接続用コード0.2m
・外形寸法：280mm（W）×70mm（H）×200mm（D）
・質量：3.3kg（付属品含む）
注※3種類の「DIGITAL EQ」を選択可能

■付属品
金具×2／ネジ（φ5mm×14mm）×2／ネジ（φ5mm×18mm）×2／スピーカーコード（5m）／電源コード（5m）／RCA接続用コード（0.2m）／
リモコン（5m）／面ファスナー／コードクランパー／ネジ（φ3mm×8mm）×2／取扱説明書／保証書