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「スープラ」同士の優勝争いに会場が沸いた! SUPER GT第3戦鈴鹿GT500クラスは「37号車デロイトトムス」が悲願の勝利です

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TEXT: 戎井健一郎(EBII Kenichiro/motorsport.com)  PHOTO: 佐藤正勝(SATO Masakatsu)

ペナルティを消化した14号車が怒涛の追い上げ

レースは1時間半が経過し折り返し。37号車Deloitte TOM’Sと14号車ENEOSは依然として接近戦だが膠着状態が続く。そこから10秒以上離れて3番手に16号車ARTA、4番手に12号車MARELLI IMPUL Z、5番手に36号車au TOM’Sという順位だった。

2回目かつ最後のピットインのタイミングが迫る残り1時間強。14号車ENEOSの追撃を堪えていた37号車Deloitte TOM’Sは60周でピットに入り、笹原からジュリアーノ・アレジにドライバーを交代した。14号車は一気にペースを上げ、その2周後にピットイン。こちらも大嶋から福住に交代し、37号車の遥か前方でコース復帰することに成功する。

ただ、快調にトップを走っていた14号車に悲劇が訪れる。2回目ストップのピットアウト時に他車の走行を妨害するような形となったため、アンセーフリリースによるドライブスルーペナルティが宣告されたのだ。これで37号車Deloitte TOM’Sが労せずトップに返り咲き。16号車ARTA、36号車au TOM’Sもそれに続き、14号車は4番手まで落ちてしまった。

37トムスのチェッカーシーン

しかし、ここから14号車ENEOSをドライブする福住の怒涛の追い上げが始まった。まず36号車au TOM’Sを攻略すると、16号車ARTAにもじわじわと迫る。そして残り25分(78周目)のシケインでオーバーテイクに成功し、2番手に浮上した。

この時点でトップの37号車Deloitte TOM’Sのアレジとのギャップは11秒ほどだった。前が開けた福住はプッシュするが、アレジも負けじとプッシュ。その差は次第に縮まらなくなっていった。

アレジはギャップをキープしたまま92周を走り切り、37号車Deloitte TOM’Sはトップでチェッカー。アレジと笹原にとっては、GT500初優勝となった。2位は14号車ENEOS、3位は16号車ARTAだった。36号車au TOM’Sは5位でフィニッシュし、ランキングトップの座をキープしている。

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