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トヨタ「メガクルーザー」が10人乗りになった「高機動車」も! いまなら「大阪オートメッセ2025」で自衛隊車両に座れます

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

  • インテックス大阪内3号館奥の屋外スペースに3台の陸上自衛隊車両が展示された
  • 大阪オートメッセ2025に展示された1/2トラック(73式小型トラック)
  • 大阪オートメッセ2025に展示された1/2トラック(73式小型トラック)
  • 大阪オートメッセ2025に展示された1/2トラック(73式小型トラック)
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  • 大阪オートメッセ2025に展示された高機動車
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  • 大阪オートメッセ2025に展示された高機動車
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  • 大阪オートメッセ2025に展示された高機動車
  • 大阪オートメッセ2025に展示された高機動車
  • 大阪オートメッセ2025に展示された高機動車
  • 大阪オートメッセ2025に展示された偵察用オートバイ
  • 大阪オートメッセ2025に展示された偵察用オートバイ
  • 大阪オートメッセ2025に展示された偵察用オートバイ
  • 実際に展示車両の運転席や後部座席に乗り込む体験ができる
  • 大阪オートメッセ2025に展示された1/2トラック(73式小型トラック)

大阪オートメッセ2025に自衛隊も展示協力

西日本最大級のカスタマイズカーイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年27日(金)~9日(日)の3日間、インテックス大阪を会場に開催中です。会場には陸上自衛隊も車両を出展していて、普段はお目にかからない貴重な車両を間近に観察できるだけでなく、シートに座る体験も可能です。どんな車両に出会えるのか、さっそく紹介しましょう。

3台の自衛隊車両がインテックス大阪にやって来た!

昨今では広報活動にも積極的な自衛隊は、さまざまな車両を各種イベントに展示協力しつつ、その活動内容を一般に広く知らしめている。2025年2月7日〜2月9日にインテックス大阪で開催の「大阪オートメッセ2025(OAM)」。今回のイベントにも、会場であるインテックス大阪内3号館奥の屋外スペースに3台の陸上自衛隊車両が展示された。いずれも地元関西の伊丹駐屯地の陸上自衛隊第36普通科連隊からの参加で、同部隊は毎年このイベントに協力している。

コーナーの一番手前に展示されているのは「1/2トラック(73式小型トラック)」。それまで自衛隊で使われていた三菱「ジープ」がベースの1/2tトラック(73式小型トラック)の旧態化にともない、1996年から調達が開始されたのがこちらの車両。

それまでの三菱ジープをベースに開発された先代に対し、こちらは当時の三菱「パジェロ」をベースに開発され、エアコンも装備されるなど一気に近代化されたが、車名自体は1/2tトラック(73式小型トラック)と先代と同じ。機関銃などの武器を搭載した仕様もあるが、会場に展示されたのは人員輸送や連絡などに使われる一般的な6人乗り仕様。基本的なコンポーネンツはパジェロに準ずるが、スパルタンな内外装や管制灯火ライトなどディテールは、やはりミリタリー・ビークルならではの迫力だ。

偵察用オートバイや高機動車の姿も

その隣には「偵察用オートバイ」。用途としてはその名の通り隊員が偵察に使うもの。オートバイを偵察任務に使うのは、世界的にも珍しいそう。ベースとなっているのはカワサキのオフロードバイク、「KLX250」。日本製バイクの性能からすれば125ccモデルでも任務遂行には十分なポテンシャルだが、高速道路での移動も勘案してこちらの250ccクラスが採用されているのだとか。こちらも基本的には市販モデルと共通だが、そのボディカラーや自衛隊車両ならではの追加装備によって、ヘビーデューティな印象となっている。

そして会場の一番奥に鎮座するのは「高機動車」。クルマ好きにとっては民生用のトヨタ「メガクルーザー」の姉妹車としてもお馴染みだろう。エンジンは3L 4気筒のターボ・ディーゼル。全長4.91m×全幅2.15mというサイズは、とくにその車幅の広さが印象的。こちらもさまざまな派生モデルが存在するが、会場に展示されていたのは後部に8名分の横向きシートを備えた一般的な10人乗り仕様。

実際に展示車両の運転席や後部座席に乗り込む体験ができ、さらに受付ブースには部隊オリジナルのカレンダーが用意されていたり、小さな子ども用の自衛隊迷彩服を着ての記念撮影など、来場者向けサービスも充実している。

* * *
個々の用途に特化した「はたらくクルマ」には、それぞれ独自の機能美がある。それらの中でも最もハードな状況を想定した自衛隊の車両は、ヘビーデューティな合目的的車両の最たるもの。普段あまり目にする機会の少ないそんな車両のディテールをチェックしに、大阪オートメッセへ足を運んでみてはいかがだろうか。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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