大阪オートメッセの目玉「NCCR」ってどんなイベント？

大阪オートメッセ開催中ですが、最終日はスーパーカーやクラシックカーファンにはたまらないイベントが用意されています。「Nippon Classic & Exciting Car Rally」が今回も大阪オートメッセとコラボ！ どんなイベントか、実際に参加したAM girlsのレポートをお送りします。

AM girlsが参加レポートします！

今回、初めてNCCRに参加させていただいた山田優子です。そもそもラリーという競技をまったく知らずに突撃参戦！　素人な感想はお許しください……と前もってお断りしておきます。

NCCR当日の朝、宿泊していたホテルの前にお迎えに来てくれたオレンジ色のド派手なボディに思わず「キャー！」と叫んじゃいました。なんと、わたしが小dライバーとして参加する車両はランボルギーニ「ウルス ペルフォルマンテ」。事前に知らされていた情報では、ただ参加車両がランボルギーニということだけ……。NCCRは「Nippon Classic & Exciting Car Rally」の略。現行車種ということを聞いていたので、勝手に想像していたエキサイティングカーは地面を這うようなスーパーカーだと思っていたのです。それがなんと！　私の好きなSUV。早朝からテンションも上がるというものです。

発進した直後に座席シートとシートベルトが自動で調整がかかる仕様になっているのですが（メルセデス・ベンツなどだと普通ですよね）、「僕が守るからね」と言っているかのようにふんわりキュッと身体を包み込んでくれる感覚で、なんだか幸せな気持ちにさせてくれる、乗り心地も最高なランボ君でした。

さらに驚いたのが乗りながらにしてシートにマッサージ機能が付いているというじゃないですか！（ラリーが終わってから知ったのですが……笑）

とにもかくにも朝からテンション爆上がり、集合場所のマリアージュ彦根さんに到着したら、クラシックカー39台、エキサイティングカー12台の総勢51台の普段あまり馴染みのないイケてる車たちがズラっと。

コマ図を見て指示するのが楽しい！

驚いている間もなくゼッケンを貼る作業やらブリーフィングやらで、あっという間にスタートとなりました。わたし、初参戦なので当然コ・ドライバーも初体験。「コマ図」というものも初めて目にしました。その名の通り細切れになっている地図なんですね。

そもそも、私の実家の埼玉から田舎の富山まで片道7時間、喜んで運転しちゃうほどの運転好きな私ですが、実はいつもナビに頼りっきり&誰もが認める方向音痴でして……。とても不安だったのですが、やってみたらこれがめちゃくちゃ楽しい！

1コマ毎に距離も書いてあるので「○m先の○交差点を右折です」みたいな感じで誘導していくのもちょっとゲーム感覚で面白い。ドライバーのイケおじ編集長に的確な指示を出したくて張り切っちゃいました。

地元の人との交流も楽しい

途中のスタンプを押してもらうチェックポイントやスペシャルステージでの緊張のタイムアタック、を路上に展示して観客の方にじっくり見ていただいている間に敦賀駅前の広場で北陸の美味しさが詰まったお弁当をいただいたり。敦賀はあの有名な松本零士さんのゆかりの地らしく、モニュメントを見つけてパチリ！　他にもルート上のチェックポイントである道の駅でドリンクをいただいたり、ちゃっかりお土産見ちゃったり。観光名所のあわら市？　の並木道を颯爽と駆け抜けたりもうとにかくあがるポイント盛りだくさん！　地元の方に根付いたイベントのようで常に観客の方が路肩から手を振って応援してくれているのも新鮮な経験でした。最初は手を振り返していたのが最後は自分から手を振っちゃったりして（笑）。

そんなこんなであっという間にゴール。マリアージュ彦根さんに戻って表彰式。MCの荒木佳穂さんも元気にお出迎えしてくれました。ここでは主催者の方の挨拶や市長も登壇されたり、さらなる地域活性のために一役かってるイベントなんだということを知りました。その他、各協賛企業さんからの参加賞の抽選会だったり、お食事したりと楽しいひと時！　なんと石川県の美味しい詰め合わせセットをもれなくいただけたり（前述しましたが、北陸が故郷なので懐かしくて嬉しい）、結果はどうあれ（ご想像にお任せします）とても良い経験ができました。

市長のお話からも開催するにあたってはたくさんの方々の協力があっての事だと思います。参加させてもらえたことを心から感謝すると共に今後もできる限りずっと続けて頂きたいなと思いました。またコ・ドライバーにご指名くださいね、イケおじ編集長殿。