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「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

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OAMはマニアックなホビー系ブース・エリアも見どころ

西日本最大級のカスタマイズカーイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年2月7日(金)~9日(日)の3日間、インテックス大阪を会場に開催されました。出展社数が351社、展示されるカスタム車両は合計630台にものぼりましたが、もうひとつの見どころが、ミニカーや古本、イラストといったグッズ、いわゆるオートモビリアを扱う「アミューズメントゾーン」です。どんなブースが並んだのか紹介します。

近年は日本のクルマ趣味界でも盛り上がりを見せているオートモビリア

1997年に第1回目が開催されて以来、西日本最大級のクルマ系イベントとして親しまれている「大阪オートメッセ」。もともとはカスタム&チューニングカーが主役のイベントとして発展してきたが、吊るしの市販車では満足できないというコアな自動車ファンの支持を得て、今では主要自動車メーカーやインポーターなどもエントリーする総合的な「モーターショー」として親しまれている。そんな大阪オートメッセが、2025年も2月7日から9日にかけて、インテックス大阪で盛大に開催された。

クルマそのものにとどまらず、チューニングパーツやホイール、エアロパーツなどの周辺アイテムのブースも充実している大阪オートメッセだが、それらとともにもうひとつのジャンルを形作っているのが「オートモビリア」のジャンルだ。

オートモビリアをひと言でいうならば「クルマやクルマにまつわる収集趣味の対象になるあらゆるアイテム」といえるだろうか。アンティークの看板、雑誌やポスター、キーホルダーにミニカーや玩具などなど。

もともとモータリゼーションの歴史が長い欧米で人気の分野で、ミシュランやピレリ、カストロールやガルフなどモーター系ロゴの入ったグッズを専門に集めているコレクターなどもいるマニアックな世界。昨今では日本でもこの分野が盛り上がりを見せ、全国各地のヒストリックカー・イベントや蚤の市などでも人気のジャンルとなっている。

今回の大阪オートメッセの会場となったインテック大阪の5号館にも、「アミューズメントゾーン」という名でゾーニングされた一角が設けられ、そこではオートモビリア系のブースがいくつも出店されていた。

いくつかのブースではキャンギャルの姿も

まず目についたのは「ロンバルディ」。こちらは東京は青山に店舗を構える古本屋さんで、全国各地のイベントにも積極的に参加していることで有名だ。古いクルマ雑誌や貴重な自動車系書籍、新旧のカタログに加え、絶版ミニカーや懐かしいプラモデルなども多数販売しており、クルマ好きならば時間の経つのを忘れてしまうほど。

また、西日本のクルマ好きにはよく知られた、京都の相楽郡山城村の「カフェセブン」という喫茶店。喫茶店としてだけではなく、こだわり自動車グッズを扱うことでも知られているが、そのカフェセブンも「ガレージエスパー」という別名義でブースを出展。ブースにはクルマ系ステッカーやキーホルダーなど、おもわず手に取りたくなるアイテムが目白押しだ。

この他にもクルマ系イラストレーターとして知られる林部研一氏自らが店頭に立って自身の描いたイラストを販売するブース、トミカやホットウィール、マッチボックスといったメジャーなミニカーブランドを扱うミニカー・ショップ、オリジナルのナンバープレートをその場で作ってくれる工房など、興味深いアイテムを扱う多数のブースが軒を連ねた5号館のアミューズメントゾーン。

いくつかのミニカー・ショップでは「キャンギャル」がいたりするのも大阪オートメッセらしいと言えようか。ともあれ、オートモビリアの世界に多少なりとも興味をお持ちの向きならば、必見のエリアとなっていた。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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