煽り運転とイタリア人の懐事情
いつもドイツ人のメディア関係者とイタリアのメディアセンターで話題になるのが、まさしくこの話。「執拗な煽りにどう堪えるか」と「イタリア人はとても高給取りなのか」ということです。ドイツよりも遥かに交通違反の罰金が高額なイタリアですが、速度制限にはかなりいい加減なイタリア人たち。罰金の通知が来た場合、本当に懐は痛まないのか? という話題で毎回盛り上がります。

私たちの勝手な予想では、「速度違反の切符は外国ナンバーにしか適用されないのでは?」という意見もありますが、実際のところはどうなんでしょうね? というのも、私も含めて周りのドイツ人たちも過去にイタリアの警察からちょっとしたことでもラブレターを受け取っているのですが、この確率でイタリア人全員が罰金を取られているとはとても考えられない、というのが私たちの見解です。
ちなみに、イタリアでの速度違反の罰金の一例は以下の通りです。
(※ヨーロッパの点数制度は加点方式)
・10km/h以下:90ユーロ〜(約1万5000円)
・10km/h〜40km/h:+5点で168ユーロ〜700ユーロ(約2万8000円〜約11万5000円)
・40km/h〜60km/h:+10点まで加点と3カ月免停で527ユーロ〜2108ユーロ(約8万7000円〜約34万7000円)

































