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雑誌と読者をつなぐ「VIPSTYLE MEETING 2025」に高級セダンが大集合! 8月10日に「VIPSTYLE MEETING サマーフェスティバル」を開催

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • イベント当日は雨に見舞われることが多いと噂されるVIPSTYLE MEETING 2025だが、この日は晴天に恵まれた
  • 青空の下に並んだ高級ドレスアップセダンたち。過去の開催実績から雨が多いと危惧されるVIPSTYLE MEETINGだが、最近は好天に恵まれている
  • VIPというジャンルがはじまったころのいわゆる当時仕様と呼ばれるスタイルから最新作まで、新旧さまざまなセダンが参加
  • この日は、トヨタ 新型クラウンのカスタム車3台も特別展示された
  • セダンに限らず、スポーツカーやSUVなどさまざまなジャンルのエアロパーツやホイールなどをラインアップするエイムゲイン
  • 全国最大級のドレスアップカー専門販売店を展開するアレスは、トヨタ センチュリーのVIP仕様を展示
  • 北九州市小倉南区に店舗を構え、福岡を代表するドレスアップセダンの老舗として人気のオートガレージ アンサーも参加
  • 人気のベテラン芸人、博多華丸大吉がCMイメージキャラクターを務めるオートウェイ。国際的な品質規格を通過した安心の海外製タイヤとホイールをアピール
  • 『VIPスタイル』誌の創刊と同じ2000年に創業し、25年に渡ってVIPというジャンルを支え続けている重要ブランド、K.BREAKも登場
  • 山口県山口市から参加したケープロデュース。セダンをはじめ、さまざまなジャンルのカスタムを得意としている
  • 通称“ミラマジ”として、さまざまな洗車コーティング剤を手掛けるミラクルマジックは大分県大分市から参加
  • 熊本県熊本市に店舗を構えるモーターリンク熊本は、自慢のトヨタ センチュリーを展示していた
  • VIPSTYLE MEETINGに常連参加のスパークファインは、『VIPスタイル』の創刊200号の表紙を飾ったトヨタ センチュリーで大阪府高槻市から参加
  • セダン乗りに大人気のホイールブランド、レオンハルトを展開するスーパースター。さまざまな商品展示のなかでも、最新作のレギーレンに注目が集まっていた
  • 兵庫県明石市から参加したトータルカープロデュースボヤージュ。レクサス LS460に、TRDのエアロパーツやロリンザーホイールの22インチを装着した販売車を展示
  • 最新作のマーヴェリック 1705Sが注目を集めていたホイールメーカー、ウェッズ。展示車のトヨタ セルシオには、最新作のクレンツェバズレイアIDが装着されていた
  • 極限の鋳造技術を駆使して生まれた最新作VS KFをはじめ、定番アイテムを多数展示していたホイールメーカーのワーク
  • イベント開始前、参加者たちは自慢の愛車を一所懸命に清掃する。多くの人にカッコイイと言われるためには、カスタムの内容だけではなく、綺麗に展示されていることも重要
  • アワードを受賞した10名の参加者たち。このイベントは、エントリーした参加者と出展者による投票によって選ばれるピープルズチョイス方式が採用されている
  • オリジナルデザインのトロフィー。来場者による投票で10台が選ばれる
  • ケータリングカーも大盛況
  • VIPSTYLE MEETINGのMCとして活躍する有馬綾香さん。レースクイーンを経て、舞台女優やモデルとしても活躍
  • VIPSTYLE MEETINGを盛り上げてくれる有馬さんのパートナーMCは、冷清水和幸さん。北海道千歳市でカーブディック ヴォイスを経営しており、この日も北海道からやって来てくれた
  • 国産高級セダンの代表として、欠かすことのできないトヨタ クラウン。『VIPスタイル』ではこの最新型も積極的に応援しているので、2025年8月10日に開催される「VIPSTYLE MEETING サマーフェスティバル」ではこれらのエントリーが増えることを期待したい
  • 参加者投票によって選ばれた10台のアワード受賞車たち
  • 会場にはさまざまな趣向をこらしたドレスアップセダンが並んだ
  • VIPSTYLE MEETING 2025は150台ほどの高級ドレスアップセダンが参加した

20年以上の歴史を持つ高級セダン・ドレスアップマガジン『VIPスタイル』

ドレスアップセダンの専門誌『VIPスタイル』は、老舗の媒体として今でも大人気です。現在は雑誌名を『VIPスタイルプラス』として不定期発行となっていますが、その人気は衰え知らず。編集部は年に2回ほど、愛読者の皆さんとの交流を目的にミーティングを実施しています。今回は、2025年4月6日に山口県で開催されたイベント「VIPSTYLE MEETING 2025」の模様をお伝えします。

1987年以降に誕生したトヨタ&日産の高級車たちが続々登場

高級セダンをベースにして、車高を落とし、エアロを装着してドレスアップを楽しむクルマのカスタムジャンル。それがVIPだ。読み方は英語読みの「ヴイアイピー」ではなく、日本語読みで「ビップ」。その起源は、暴走族などのセダンをベースにした改造車文化といわれている。

このVIPと呼ばれるカスタム文化の発祥となるポイントは、1987年にあるといわれる。バブル景気に後押しされたトヨタ、日産の各社が続々と高級セダンを発売し、この年にトヨタ8代目13型「クラウン」が登場する。翌年1988年には、日産初代Y31型「シーマ」。1989年はトヨタ初代10型「セルシオ」と日産「インフィニティQ45」。そして1990年に日産3代目G50型「プレジデント」、1991年ではトヨタ初代「クラウン マジェスタ」も登場し、VIPというカスタム文化が誕生するきっかけとなるベース車両がこの5年間で立て続けに登場しているのだ。

おじさんのセダンから若者のオシャレなクルマに変化

バブル景気の影響でこれらの高級車の販売台数が増加。トヨタ8代目「クラウン」は、同じメーカーの世界的大衆車であるトヨタ「カローラ」を月間販売台数で上まわったことがあった時代だ。新車で爆売れした高級車が、今度は中古車として市場に流れてくる。若かりしころは改造車などで楽しんできたユーザーたちが、それらを卒業すると同時に目を付けたのが中古の高級セダンだったのだ。

当時は高額ローンの審査が簡単に通過できた時代。若者たちの多くはオヤジグルマでかっこ悪いと思っていた高級セダンをそれまでに自分たちが培った改造のセンスを取り入れることで、オシャレに高級セダンを乗ることを始めていった。

しかも、その潮流を敏感に察知した某改造車雑誌が、それまでの派手な改造車とは別枠で、この高級セダンを楽しむユーザーを紹介する企画「V・I・P(ヴイアイピー)倶楽部」をスタート。その企画タイトルがいつしかドレスアップした高級セダンの総称として、「VIP(ビップ)」と呼ばれるようになっていったのだ。

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