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BRIDEが新作シート6種類を公開!人気デニム調やD1コラボも登場

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 宮本賢二(MIYAMOTO Kenji)

  • オートメッセin愛知でもっとも巨大なブース。BRIDEとしても過去最大規模だった
  • 2024年末発表されたカー漫画「頭文字D」とのコラボシートも登場。ちなみに2025年は頭文字D生誕30周年だ
  • オートメッセin愛知でもっとも巨大なブース。BRIDEとしても過去最大規模44脚を展示した
  • 車検対応を考えてフルカバータイプへとアップデートした「GAIASⅢ REIMS」と D1グランプリとコラボした「ZETAⅣ D1 Limited Edition」、そして汚れが付きにくいシリコーン素材を採用した「edirb 162SC」
  • 車検対応を考えてフルカバータイプへとアップデートした「GAIASⅢ REIMS」と D1グランプリとコラボした「ZETAⅣ D1 Limited Edition」、そして汚れが付きにくいシリコーン素材を採用した「edirb 162SC」
  • 車検対応のためにフルカバータイプへとアップデートした「GAIASⅢ REIMS」と D1グランプリとコラボした「ZETAⅣ D1 Limited Edition」、そして汚れが付きにくいシリコーン素材を採用した「edirb 162SC」
  • FIA企画に適合した人気のバケットシート「XERO CS&VS」はPlusシリーズへとバージョンアップした
  • Edirb161/162/171/172専用のプロテクトバッドやシート柄をあしらったヘルメットケースなど近日販売予定の商品もディスプレイ
  • オートメッセin愛知でもっとも巨大なブース。BRIDEとしても過去最大規模だった
  • オートメッセin愛知でもっとも巨大なブース。BRIDEとしても過去最大規模だった
  • edirb 054Vのニューカラーとしてデニム調とベージュを参考出品。反響次第では販売があるかも…

BRIDEシートのほぼすべてを会場で並べデモカーも展示

日本を代表するシートメーカー「BRIDE」が、地元愛知で存在感を示しました。注目を集めたのは、これまでにない素材や色使いによる新しいモデル群です。デモカー展示と合わせて、同社の“次の一手”を垣間見ることができました。早速お伝えしていきます。

人気だったデニムシートをレザーで色味と質感まで再現

2025年7月26日〜27日にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)へと舞台を移し、「オートメッセ in 愛知 2025」として初開催された。会場となったAichi Sky Expoにほど近い愛知県東海市に拠点を構えるのが『BRIDE』である。ほぼ地元開催ともいえる今回のイベントに合わせ、高瀬嶺生社長は過去最大規模のスペースを確保し、圧倒的な存在感でイベントに華を添えた。

ブースにはカタログモデルのほぼすべてにあたるシートを揃え、さらにトラックを含む幅広い6台のデモカーを展示。来場者はシート単体はもちろん、装着車両を含めて試座することができた。入れ替わり立ち代わり、多くの人がフィッティングを楽しむ姿は、BRIDEブースではおなじみの光景である。

さらに今回は、地元でのイベント初開催に合わせ、近日発売予定の新商品や参考出品を含めた6脚のシートも初披露された。カジュアル派におすすめしたいのが、同社のスポーツ&ラグジュアリーモデル「edirb 054V」をベースに製作されたデニム調とベージュ調の新たなカラーシートである。

デニム柄は2018年、岡山のジーンズファクトリー『ベティスミス』の本物のデニム生地を使ったシートを限定販売し、大きな話題を呼んだ経緯がある。しかし色褪せや擦れの問題もあり、継続販売とはならなかった。それでも再販の要望は多く、今回その声に応えるように開発されたのがデニム調のレザーシートである。色だけでなく、表皮に微細な凹凸をつけることでデニム生地のような風合いを再現。さらに黄色いステッチを走らせることで、見た目にもデニムらしさを強調した。展示車両のホンダ「N-VAN」に装着されていたが、質実剛健なバンがシート交換によって一気にお洒落に変身。その破壊力は抜群だった。

一方のベージュ系シートも数年前までラインアップしていたものだが、カラーコーディネートの難易度が高く、一定数が出たのちに伸び悩み廃盤となった。しかし姿を消すと、感度の高いユーザーから「ベージュはないの?」という声が集まったという。そこで今回はレザー素材を使い、要望に応えるだけでなく、色合いや質感について市場の反応を見るために参考出品された。多くの反響が得られれば再登場もあるとのこと。個性派ユーザーは、まずはBRIDEの公式サイトから声を届けてみるのがよいだろう。

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