ニュルに挑戦した2023年仕様と2024年仕様のWRXマシンを再現
ラジコンから精巧なモデルカーまで幅広いアイテムをラインナップするホビーメーカーの京商が展開する人気シリーズ「KYOSHO MINI CAR & BOOK」。その第23弾と第24弾はSpecial Editionとしてスバル「WRX NBRチャレンジ」の2023年仕様と2024年仕様が登場します。全国のファミリーマートの店頭で2025年12月19日より発売。またオンライン版は12月16日より受注を開始しています。
コンビニで買える京商ミニカーは約20年前に登場
京商の1/64スケールミニカーは、かつてコンビニで手軽に購入できることで人気が高かった。そのシリーズはサークルKサンクスで2004年11月の「フェラーリミニカーコレクションVol.1」が最初で、累計販売台数1500万台を超える人気を誇った。その後もランボルギーニやポルシェなど、多彩なモデルを展開。しかし、2016年の「フェラーリミニカーコレクション Vol.12」を最後に、シリーズは一時停止していた。
販売終了後も、多くのファンから再販を望む声が京商に届けられていた。そうした熱意に応えるために試行錯誤を繰り返し、2020年1月に満を持して復活したのが「KYOSHO MINI CAR & BOOK」だ。ミニカーと小冊子をセットにした商品で、国産スポーツカーからロータス、商用車まで、幅広いラインナップを送り出してきた。
圧倒的なディテールの再現感!光るギミックも搭載
2025年12月19日より全国のファミリーマートの店頭で発売され、オンライン版は12月16日より受注を始まっているのが、KYOSHO MINI CAR & BOOK Special Edition「No.23 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023」と「No.24 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」だ。
STIが2008年より続けているNBRチャレンジ(ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦)は、2023年にマシンをVAB型WRXからVBH型WRXへスイッチした。排気量が2Lから2.4Lと大きくなり、エンジン出力が向上し、マシンのポテンシャルは向上した。予選はクラス1位。しかし、決勝で長時間のピット作業が発生し、結果はクラス2位。優勝は翌2024年へ持ち越された。
2024年は辰己英治氏が総監督として最後の年と決めていた。そのようなこともあり、この年はチーム全体が何としても優勝という意気込みが強かった。そして前年の反省を踏まえ、マシンは改良を施し進化。予選から速さを見せた。決勝は濃霧により実質7時間半しか走行できなかったが、チームは2019年以来のクラス優勝を獲得。辰己総監督最後のレースを有終の美で飾ることができたわけだ。
その2023年と2024年の2台のマシンが、京商の1/64スケールモデルに落とし込まれた。WRブルーとチェリーレッドのカラーリング、スポイラーやウイング、小さなカナードやフェンダーダクトなど、小さいながらも実車を忠実に再現している。ステッカー類は水転写で、細かな文字まで読める精度である。しかも、2023年と2024年ではカラーリングが変更されているが、もちろん詳細まで再現されている。
車内も細部まで作り込まれ、シートやステアリング、ロールケージ、スイッチ類まで確認できる。さらに、ライト点灯ギミック「MOTN(モトン)システム」を搭載。別売のMOTN LEDベースと組み合わせれば、ヘッドライトとテールライトを点灯できる。














































































































