プロクセスブランドをフルラインアップで見られる数少ないチャンス
2026年のブースは、基本構成こそこそ前年を踏襲しつつも、そのワイドバリエーションを明確に打ちだすべく、プロクセスの全ラインアップを一堂に展示した。実店舗では、カテゴリーごとの陳列が一般的で、ブランド全体を見比べられる機会は少ない。今回の展示はプロクセスの強みをクローズアップする試みでもあった。
GT-Rに乗る人がジムニーにも興味を持ち、スポーツカーのオーナーが休日はオーバーランドスタイルで遊ぶ時代。人気のオープンカントリーとの融合も視野に入れ、1+1を相乗効果で2にも3にもしていく。「強みを最大限に活かす」。それが群雄割拠のタイヤマーケットのなかで、トーヨーの現在地であろう。
そのなかで、今回注目を集めたのが、新たなコンセプト提案だ。オンロード主体ながらオフロードタイヤのような「オープンカントリー」シリーズのサイドウォールまで“魅せる”という発想を形にしたラギッド(Rugged)コンセプトの展示。タイヤは黒くて丸いだけの存在じゃない。AIを駆使した新たな意匠を取り入れることで、クルマの個性を引き立てる。 こうした柔軟なチャレンジ精神もプロクセスの魅力のひとつである。
展示だけに特化せずにファンの輪を広げるブース展開
ブース中央には35周年記念バックボードを背にした“表彰台フォトスポット”を設置。現在参戦中の「NLS」や「プロクセス・ドライビングプレジャー」といったサーキット体験イベントで高めているモータースポーツの熱を、来場者自身が体感できる仕掛けだ。2月13日〜14日にはプロクセスアンバサダーの中山雄一選手、川畑真人選手、さらにトヨタガズーレーシングの小山美姫選手も来場。サイン会やファン交流を通じて、ブースは単なる展示スペースではなく、プロクセスの輪が広がる場となった。
大阪オートメッセは家族連れも多い。東京オートサロン以上に、子どもたちの姿が目立つイベントだ。フォトスポット、ドライバー来場、商品展示、モータースポーツの鼓動。すべてを織り交ぜながら、「来てよかった」と思わせる空間が作られていた。
2026年、大阪オートメッセのプロクセスブースは、単なる展示ではない。これからの挑戦を体感する場所だ。来場すれば、その意味がきっとわかる。また、プロクセス35周年イヤーに相応しい新たな試みも水面下で進行中なので、発表を楽しみにお待ちいただきたい。






































