最高出力1000馬力オーバー、「ゼロヨン8秒台」のGT-Rたち


R33とR35の2台が放つ驚異のポテンシャル

チューニングカーの魅力は何と言っても圧倒的なパワー。高度にチューニングされたエンジンパワーと速さをダイレクトに比較できるという意味で、ドラッグレースはもっともプリミティブな自動車競技といえるだろう。
そのドラッグレースの最先端が、いま凄いことになっている。先日に開催された「ニスモフェスティバル」に展示されたマシンから、代表的な2台のGT-Rを紹介しよう。

 

【ガレージ・アクティブ】

1台目は、福岡県のGT-R専門ショップ「ガレージアクティブ」が作った日産スカイランGT-R(BCNR33型)。最大出力は1100馬力、最大トルクは114kg-mを誇り、1/4マイル(約402m)を8秒256で駆け抜けるモンスターマシンだ。

 

【サブライブ】

こちらは、富山県の「サブライブ」が作ったR35型GT-R。
エンジンは4255㏄+アメリカのAAM GT1600タービンという組み合わせで、なんと1540馬力を発生。最大トルクは125kg-mと強烈で、1/4マイル(約402m)を8秒518で駆け抜ける。GT-R RH9 サブライブ ガレージアクティブ ニスモフェスティバル

もともとチューニングするうえで、ミッションの耐久性がネックになっていたR35型GT-R。1500馬力以上のパワーを、GR6型ミッションのままでこのタイムを記録することは驚きに値する。

GT-R RH9 サブライブ ガレージアクティブ ニスモフェスティバルリアのスポイラーも、ドラッグレースカーならではの独特の形で、ブレーキ用のパラシュート=ドラッグシュートも装備。

ホイールはアメリカのBELAK製。タイヤは18インチのドラスリ(ドラッグレーシング・スリックタイヤ ミッキートンプソン製)を履く。

なお、このサブライブ号は「R’s meeting」と併催された『CLUB RH9・ゼロヨン大会』にて走行。9秒316を記録した際のインカー映像がこちら。

 

いまも留まることなく進歩し続けるゼロヨン仕様のチューニングの世界。
2018年はこの分野にももっと注目していきたい。

(リポート:藤田竜太)