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世界的検査機関が日本の旧車レストア技術力を認めた!独立系工場を国内初認証

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 増田貴広

郷田板金にクラシックカーガレージ認証を発行

「テュフ ラインランド ジャパン」は、長野県岡谷市にある「郷田鈑金」の本社工場に対してクラシックカーガレージ認証を発行したことを発表。 独立系の鈑金塗装工場に本認証を発行するのは、国内で初めてのことである。

 テュフ ラインランドとは、145年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関。品質、安全、環境などを支えるほか、自動車分野ではドイツで運転免許試験を行ない、ドイツなど数ヵ国で車検サービスを提供。自動車メーカーや部品メーカー向けの欧州型式認証(ホモロゲーション)の技術機関としても活動している。また、オートアフターマーケットでは、鈑金塗装工場向けの監査・認証サービスに加え、クラシックカーの評価・査定サービスなども提供。自動車文化にも貢献している。

 テュフ ラインランドのクラシックカーガレージ認証は、クラシックカーの修理・整備などを行なう工場に対する認証。修理・整備の技術、品質、機器・設備にくわえ、工場の運営や管理、法令遵守、お客様対応など、全11カテゴリー/150項目以上の基準に基づき監査を実施している。
 今回認証を取得した郷田鈑金は、50年におよぶ鈑金塗装技術やレースなどのノウハウを活用し、高度な技術力が求められる自動車のレストアで長年の歴史を持つ名店。特にマツダのロードスターの初代NA型と2代目NB型のレストアを得意としており、これまでに50台以上のレストアを行い実績を積み上げてきた。 昨今、自動車の高度化が進む一方で、古いクルマの価値が世界的に認められてきており、適切なレストアや整備を行なう工場が求められている。今回の認証取得は、高い品質レベルのレストア作業が第三者機関によって証明されたことで、今後も安心・安全をユーザーに見える化して訴求できるようになるだろう。

 

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