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超高級車ベントレー・コンチネンタルGT がパイクスピークにて市販車最速記録

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: ベントレーモーターズ

平均速度112.7km/h、従来記録を8.4秒短縮

 英国製ラグジュアリークーペのベントレー・コンチネンタルGTが、6月30日に米国・コロラド州で開催されたレース「第97回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(通称パイクスピーク)」で、市販車クラスの新記録を樹立した。

 全長12.42マイル(約20Km)、標高差約1524mの山岳地帯を走破する過酷なコースを、平均時速70マイル(約112.7km/h)で走破。従来の記録を8.4秒短縮する10分18秒488でフィニッシュした。

 ドライバーを担当したのは、過去に3回の優勝経験を持ち、「キング・オブ・ザ・マウンテン(山の王者)」と称されるリース・ミレン選手。豊富な経験と優れたドライビング・スキルを持つミレン選手は、6リッター・12気筒エンジンを搭載し、ノーマルでも635psもの大パワーを誇るコンチネンタルGTを果敢にドライビング。標高4302mというパイクスピークの計156のコーナーを駆け抜け、パイクスピークにおける「市販車最速」の栄冠を手に入れた。

 参戦したコンチネンタルGTは、詳細なスペックは公表されていないものの、フロントグリルやサイドドアパネルに、ベントレー社の創業100周年を記念する「100」のグラフィックが施されていた(創業記念日は2019年7月10日)。また、この結果によって国内販売価格2581万2000円という超高級車として知られるクーペモデルながら、レースでも優れた性能を発揮することが証明されたことになる。

 ベントレーのモータースポーツ担当ディレクター、ブライアン・ガッシュ氏は、今回の記録樹立について次のようにコメント。
「今回の新記録樹立によって、ベントレーには車の性能の限界を超えようとする努力と、それを希求するスピリットが脈打っていることを証明しました。この記録は、コンチネンタルGTが驚くほど幅広い能力を有していることを示しています」。

 また、ミレン選手は次のようなコメントを発表している。
「ウェットで雪交じりの2019年のパイクス・ピークでのレースは、素晴らしいフィニッシュを迎えました。私たちはただ一つの目標を胸にここに来ました。それは新記録を樹立することであり、最速の市販車として頂上へ駆け上がることでした。今週は素晴らしい週末を迎えることができました。今日のコンディションは大自然が私たちに投げかけた挑戦でしたが、コンチネンタルGTは力強く頂上まで走り続け、ついにナンバー・ワンになれました」。

 なお、ミレン選手とベントレーの強力タッグは、2018年のパイクスピークでも、ベントレー・ベンテイガで市販SUVの記録を2分近く更新する10分49秒9を記録。今回の新レコード樹立により2年連続の快挙を達成した。

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