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パガーニ、市販車史上最高額となる世界限定40台のスーパーカー発表

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TEXT: 石田 徹  PHOTO: パガーニ

ゾンダ後継車の最高出力は800馬力

 イタリア・モデナに本拠地を置くスーパーカーメーカーの「PAGANI AUTOMOBILI S.P.A.(パガーニ・アウトモビリ)」は、限定モデル『Huayra Roadster BC(ウアイラ ロードスター ビーシー)』を8月18日にアメリカで開催される第69回「ペブル・ビーチ・コンコース・デレガンス」で世界初公開すると発表した。

 1992年に設立されたパガーニは新興のスーパーカー専業メーカー。創始者のオラチオ・パガーニはアルゼンチン出身で、かつてはデザイナーとしてランボルギーニに在籍していた。1999年3月のジュネーブショーに「ゾンダC12」というスーパーカーを初出展したが、「ウアイラ」は2011年3月に同ショーで正式デビューしたゾンダの実質的な後継モデルだ。

 今回の「ウアイラ ロードスターBC」は40台の世界限定生産。308億5000ユーロ(8月6日時点の邦貨換算で約3億6800万円)という、ワンオフではないクルマとしてはおそらく史上最高額となるプライスタグが付けられる。

 エンジンは従来同様、メルセデス・ベンツ傘下のAMGから供給を受けた6リッターV12ツインターボで、最高出力は800ps。クーペ版のウアイラBCに比較して11psアップの最強仕様となる。

 じつはオープンモデルにも関わらず「クーペよりもスパルタン」がテーマ。コーナリング時における横方向のGは最大1.9と謳われており、市販車でもっとも高いレベルのGを誇るとされるブガッティ・シロンの1.5を遥かに凌駕している。

 さらに今回、エアロダイナミクス性能を磨き上げるとともに、カーボンとチタニウムを組み合わせたモノコックフレームを新開発。車両重量を驚異の1250kgに抑えた。

【ウアイラ ロードスターBC】

エンジン:パガーニV12・60度36バルブ・排気量5980cc・AMG製ツインターボチャージャー
最高出力:800ps/5900rpm
最大トルク:1050N・m/2000~5600rpm
駆動方式:フロントエンジン・リヤホイールドライブ
ギヤボックス:Xtrac AMT 7速ギヤボックス&エレクトリック・メカニカル・ディファレンシャル
ブレーキ:ブレンボ製4輪ベンチレーテッドCMMディスクブレーキ(フロント=398x36mm・一体型6ピストンキャリパー・リヤ=380x34mm一体型4ピストンキャリパー)
ホイール:APP製鋳造一体型アルミホイール(フロント=20インチ・リヤ=21インチ)
タイヤ:ピレリ製P Zero Trofeo R(フロント=265/30R20・リヤ=355/25 R21)
サスペンション:アルミニウム合金鋳造・独立式ダブルウイッシュボーン(コイルスプリング&電子制御ショックアブソーバー)
シャシー:パガーニ製Carbo-Titanium HP62 G2 及びCarbo-Triax HP62 モノコック フロント・リヤ鋼管サブフレーム
車両重量:1250kg

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