手放したら最後!再入手が難しいスバルSTIモデル5選

手放したら最後!再入手が難しいスバルSTIモデル5選

誰もが笑顔になれる究極のSUBARU車

 走りや内外装に加え、クルマそのものが限定という特別なスバルSTIコンプリートカー。新車当時は高額でなかなか手を出すことができなかったモデルも、今なら中古車として流通し、入手することも可能だ。そのなかでも“スバルオタク”の井元がオススメするモデルを5台紹介しよう。

 ちなみに、STIとは「SUBARU TECNICA INTERNATIONAL」の略で、SUBARUのモータースポーツやスポーツパーツ開発。今回紹介するコンプリートカーの開発などを手掛ける直系の企業だ。

2000年インプレッサ S201 STi Version

 STIのコンプリートカーといえば、WRCマシンをイメージさせる大きく張り出したフェンダーを備えたインプレッサ22B STi Versionがその象徴的存在として語り継がれるが、初代インプレッサにはもう1台STIのコンプリートカーが存在する。それが、最新のS208にも通じるSシリーズの元祖S201だ。空力を徹底的に追及したエクステリアは、発売当時の2000年、多くのSUBARUファンを驚かせるほど攻めたデザインであった。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 この特徴的なエアロフォルムが、当時はなかなか受け入れられず、販売台数は限定台数の300台に達していなかったと言われている。故に、国内に現存するS201はかなりレアなモデルだ。それでも中古車市場にはごくまれに流通しており、価格も22Bほど高額でないのも魅力である。(新車価格は390万円)手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 今もなお人気の高いGC型初代インプレッサだが、その中でもSTIの手掛けたS201はGC8で唯一の300馬力を発生するハイパフォーマンスモデルとして、Sシリーズの元祖として、是非手に入れたいコンプリートカーの一台だ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

2010年 インプレッサR205

 歴代インプレッサWRX STIのなかで、唯一5ドアをラインアップしていた3代目。WRCで勝利するために小回りの利くハッチバックボディをベースとしたコンプリートカーが2010年に登場したR205だ。同じ3代目をベースとするS206やWRX STI tS、WRX STI tS TYPE RAはいずれもセダンボディがベースとなっている。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 R205は、軽量化を施したインプレッサWRX STI spec.Cをベースとしており、インタークーラーウォータースプレイなども装備。WRX STI tS TYPE RAも同じくspec.Cをベースとするが、ハンドリングを重視したtSシリーズなので、R205と異なりパワーユニットはベースモデルと同じだ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 R205はSシリーズと同様にパワーユニットにも手が入っている。吸気系にはSTI製エアクリーナーエレメントと専用シリコンゴム製インテークダクト、排気系には専用のエキゾーストパイプ(フロント・リア)と、専用低背圧スポーツマフラーを装着し、専用チューニングのECUで制御することで最高出力は235kW(320馬力)/6400rpm、最大トルクは、431N・m(44.0kgm)/4000rpmを発生する。唯一無二の5ドアベースのコンプリートカーは筆者も手に入れたいと感じる珠玉の一台だ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

2002年レガシィ STi Version S401

 インプレッサWRX系に次いでコンプリートカーが多く発売されたレガシィには、3代目のB4と4代目のB4、ツーリングワゴンにSシリーズが設定されている。なかでも2002年に発表されたレガシィ初のSシリーズとなったS401は、5ナンバーで不等長エキマニを備え、6速MTとブレンボキャリパーを備える貴重なモデルだ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 パワーユニットはバランス取りを行い、最高出力216kW(293馬力) / 6400 rpm、最大トルク343 N・m(35.0kg-m) / 4400 – 5600 rpmを発生。不等長のEJ20型エンジンで最も甘美なフィーリングを持つモデルといえる。専用のフロントバンパーやリヤガーニッシュなど、細部もS401専用となるエクステリアもベースモデルとは一味違う魅力を備えた一台だ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

2014年 フォレスターtS

 フォレスターのコンプリートカーは、初代SF型にフォレスターSTIとフォレスターSTI II、STI II typeMが設定され、2代目モデルのSG型にはカタログモデルとしてSTi Versionが登場。3代目にはコンプリートモデル「tS」がデビューしている。そして、満を持して投入された4代目SJ型フォレスターのSTIモデル、2014年に登場のコンプリートカーが今回紹介する「tS」だ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 2リッター直噴ターボエンジンと運転支援システム“アイサイト Ver2”を搭載する2.0 XT アイサイトがベース。tSシリーズは、パワーユニットはそのままに、足回りを中心とした走りを磨き上げたモデルだ。しかし、このフォレスターtSはECUやTCUにも手が入り、SIドライブのS#モードをセレクトすればギヤ比のクロスレシオ化や微小なスロットル開度でも太いトルクを発生するようにチューニングされている。素直なステアリングフィールや胸すく走りを体験できるSUVとしてオススメのモデルだ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

2016年 WRX S4 tS

 WRXシリーズのコンプリートカーで初めてのアイサイト(Ver.2)装着モデルが2016年発表のWRX S4 tS。NBRチャレンジパッケージはスパルタンなS207を彷彿とさせるスポーティなエクステリアをもつが、実際に走らせてみると、ベースモデルの良さを活かしたジェントルな一面を見せる。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 タイヤサイズもS207と同一ながら静粛性を重視した特殊吸音スポンジを装備した専用のダンロップスポーツマックスRTを採用。乗り味もS207より上質な印象だ。もちろんCVTクーラーやブレンボ製4POTブレーキキャリパーなどを装備し、ベースモデルより走りの性能は格段にアップしている。WRX S4 tSは、手軽にSTIの走りを楽しめる究極の2ペダルスポーツセダンだ。手放したが最後再入手が難しいスバルSTIモデル

 今回オススメした5台のコンプリートカーは、誰もが笑顔になれる究極のSUBARU車であることは間違いない。新車発表時に限定数完売や抽選に外れてしまった人も、今こそ手に入れておきたい!


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