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買わない理由が見つからない! アッという間に「元が取れる」5000円以下のクルマのメンテ工具5つ

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部

愛車のメンテはトラブルの早期発見にも繋がる

 クルマを所有していると、何かとお金がかかる。税金や保険といった必須の費用はもちろん、洗車などのボディケアから定期的なエンジンオイル交換まで、メンテナンス費も馬鹿にならない。

 クルマは長く乗っていれば劣化してくるのはどこか当たり前。そうなればケアが必要な部分が増えるし、場合によっては修理代が高額になるケースもある。カーショップに支払う金額も増えていくことだろう。

 そこで節約を兼ねて、自分でできるところはDIYでメンテナンスしてみるのはどうだろう? 定期的なセルフチェックでトラブルを未然に防止できれば、予想外の出費を防ぐことができるハズだ。

 けれどメンテナンス用品を買うにしても、あまり高額なものではショップに任せる方が安くつく場合がある。ここでは購入しやすい概ね5000円以下で販売されているアイテムをピックアップし、そのパフォーマンスを解説したい。

【フロアジャッキ】

 冬期にスタッドレスタイヤを履くユーザーなら、年に2回はジャッキアップしてタイヤ&ホイールを脱着している。そのような場合、油圧式ジャッキの購入をお勧めしたい。

 ジャッキはタイヤ交換に限らずDIY派の人には必須ともいえるアイテム。車載のパンタジャッキでも作業はできるが、フロアジャッキの方が作業性は格段に良くなる。カスタム車両には、低車高のクルマに対応する「ローダウン車用ジャッキ」などと書かれているものがオススメ。だいたい3000円ぐらいから購入することができる。

 ちなみにカー用品店やディーラーにタイヤ&ホイール脱着を頼んだ場合の参考工賃は1台分で3000円〜4000円程度なので、年に2回脱着するならジャッキを買ってDIYで作業すれば1年目でモトが取れる。

【手動式オイルチェンジャー(上抜き)】

 店舗により名称は変わるだろうが、いわゆる「ポッキリ価格」や工賃無料のメンバー特典などを利用して自動車ディーラーやカー用品の量販店、ガソリンスタンドなどでエンジンオイル交換をしている人がほとんどだろう。

 そのオイル、実はネットショッピングだとかなり安く買える。ただ仮にお店へ持ち込み、持ち込みを断られなかったとしても(断られる事も多い)工賃が発生するし、ほとんどの場合、持ち込みの工賃は割高になる。参考までに工賃を調べてみると、(割増し料金を取られなかったとして)一般的には1000円前後が相場。これではせっかくオイルを安く手に入れても、あまり節約にはならない…。

 そこでオススメなのが、手動ポンプ式のオイルチェンジャーによるDIY交換だ。オイルレベルゲージの穴にホースを挿入してポンピングするだけで、手軽にオイルを抜くことができる。ドレンボルトの脱着が不要なため、オイル漏れやネジ穴損傷のリスクも回避できる。

 普段から距離を多く走る人なら、最低年に2回はオイル交換をするハズなので、通販サイトでオイルを安く購入できれば1年目からトータルコストを抑えられる。

【エアコンプレッサー(空気入れ)】

 タイヤの空気圧が重要なのは知っていても、実際に測って入れるとなると手間がかかるので放ったらかしという人がいる。ガソリンスタンドでは無料にて利用できるところがほとんどだが、「後続車を待たせて作業するのも申し訳ないし…」と、つい放置してしまうことがあると思う。しかし、そんな気の緩みがタイヤバーストなどのトラブルを招いてしまったりするのだ。

 もし自宅にエアゲージ機能付きのコンプレッサーがあれば、いつでも簡単にタイヤ空気圧を適正に合わせられる。空気圧不足で走行すればタイヤが偏摩耗することになり、仮にバーストしなくても走行抵抗の増加から燃費も悪化して不要なコストが増大してしまう。定期的なエアチェック習慣を持つためにも、エアコンプレッサーは有益なアイテムといえる。

【バッテリー充電器/ジャンプスターター】

 JAFのレポートをご覧頂くとわかるが、クルマのトラブル事例で万年トップなのがバッテリー上がり。当たり前だがセルモーターが回らないとエンジンは始動できず、どうすることもできないのだ。

 バッテリー自体の寿命なら買い換えるしかないのだが、ポジションランプやルームランプの点けっぱなしといった不注意による過放電なら、充電することで復帰は可能。「ちょい乗り」ばかりで充電が不足気味な場合も、自宅にバッテリー充電器さえあれば補充電することができる。

 ちなみにガソリンスタンドやカーショップで急速充電を頼めば、料金は2000円前後というのが相場。出先や自宅にレスキューを呼んでジャンプスタートしてもらうと1万円前後の費用がかかってしまう(JAF会員は無料)。最近はモバイルバッテリータイプのジャンプスターターも値が下がり4000円ぐらいから購入可能なので、不安な人は購入しておくと安心だ。

【電動ポリッシャー】

 ボディケアで大変なのは、やはりワックスやコーティングの施工。最新のケミカルは簡単に施工できるものが増えたとはいえ、経年劣化したボディの場合はポリッシング(磨き)が必要になってくる。頑固な雨ジミや水垢、細かく入った洗車キズなどは専用ケミカルにて磨いてやることで、美しい光沢が復活するのだ。

 この作業をプロにお願いすると、コーティング料込みで5万円前後~(もちろん払っただけの効果も、技術のあるお店ならある)、ポリッシングだけでも軽微な作業で1万円前後はかかってしまう。

 これを手作業でDIYするとなると、気の遠くなる労力が必要。電動ポリッシャーさえあれば、自分の手で簡単にツヤを復活させられるのだ。ただし、作業に失敗すると磨きすぎて塗装がハゲてしまうため、事前に施工ノウハウの予習は必要。どちらかといえば、DIY上級者向けのアイテムといえるだろう。

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