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載らないなら引けばいい! じつは手軽な「牽引トレーラー」という選択

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TEXT: 前川玲子(MAEKAWA Reiko)  PHOTO: Auto Messe Web編集部,MAZDA

ポイント 4)トレーラーにはナンバー取得&車検が必須!

 軽自動車でアウトドアやレジャーなどに出かける場合、乗車人数が多いと荷物を積むスペースがなくて困る…。そんなときに便利なのがトレーラーの存在だ。大きな荷物や機材を積むのに便利なだけでなく、レジャー先で出たゴミを車内に積みたくない、汚れたり濡れたりしたもので車内を汚したくない、といった場合にも活躍してくれるのがメリットだ。

 ただ、気になるのは導入するためにかかる費用や手続き、維持費などだろう。ここでは、そのあたりを細かく紐解いてみよう。

ポイント 5)ナンバー取得には簡単な手続きと少しの費用が必要

 トレーラーには軽、小型、普通といった種類があるが、軽自動車でけん引できるのは、軽自動車のナンバープレートがついた軽トレーラー。サイズとしては、全長3.4m以下で全幅1.48m以下となる。

 トレーラーの連結にはナンバー登録が必要なのだが、軽トレーラーは手続きが簡単で費用が安いのが特徴だ。まずは管轄の軽自動車検査協会に行き、住民票や認め印、トレーラーの販売店などで準備してもらえる予備検査証という仮の車検証のようなものを含む必要な書類一式を提出すればナンバー登録が可能。

 必要な費用は、重量税(2年分)6,600円と自賠責(25ヵ月分)5,010円、ナンバープレート代720円〜(地域により異なる)の計約12,330円のみ。トレーラーを持ち込む必要もなく、手続きは比較的容易だ。

ポイント 6)車検証に「けん引する」ことを記載する必要あり

 さらに必要な手続きとしては、車検証にけん引することを記載しておくこと。これが記載されていないと違法となってしまう。このやり方としては2通りある。ひとつはけん引する車両側の車検証にけん引可能なトレーラーの車両総重量を記載するやり方で、管轄の軽自動車検査協会で無料で行える。

 もうひとつは、トレーラーの車検証に何の車両でけん引するのかを記載する方法。これはトレーラー販売店などで行ってくれるケースが一般的だ。いずれかの記載がないとトレーラーをけん引することができないため注意が必要だ。

ポイント 7)車検や保険について

 軽トレーラーの場合、2年ごとに車検を受ける必要がある。任意保険への加入も義務づけられており、けん引車側のものがトレーラーに適用できるケースが一般的だ、ただし、加入している保険によっては例外もあるため、保険会社への問合わせをおすすめしたい。

ポイント 8)高速道路の通行料は普通車金額になる

 そしてもうひとつ気になるのが、高速道路の通行料だ。それについてもそれほど高額になるわけではなく、軽自動車でけん引する場合、車種区分が1つ上がり普通車の通行料となるだけですむのだ。ETCレーンを通行する場合は、事前に再セットアップが必要で、けん引せずに通行する場合は、もちろん軽自動車の通行料となる。

 トレーラー自体は、メーカーや製品にもよるが、20万円前後となるのが一般的。本体自体は高価だが、それ以外の費用については比較的低予算でOK。アウトドアを満喫するならぜひ一度導入を検討してみては?

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