クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • レース活動にチューニングパーツ開発! 鈴木亜久里も「バイト」した超名門「TOM’S」とは
SPORT
share:

レース活動にチューニングパーツ開発! 鈴木亜久里も「バイト」した超名門「TOM’S」とは

投稿日:

TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田了,TOYOTA,富士スピードウェイ,GTアソシエーション,Auto Messe Web編集部

クルマとモータースポーツへの愛

 レースに参戦したりレーシングカーを開発するモータースポーツ活動だけでなく、TOM’Sはロードゴーイングの世界でも、その存在感が光っています。

 トヨタ系のチューニングパーツは有名ですが、実は94年の東京オートサロンではミッドシップの2シーター・クーペ、エンジェルT01を発表しています。

世界でたったひとつのトムス・エンジェルT01

 その流れを汲んだモデルとして、今年の東京オートサロンではGRスープラとセンチュリーをベースにした2台のコンプリートカーをお披露目しています。

2020年オートサロンに展示されたトムス・スープラ

 その一方で今シーズンもまたSUPER GTやSUPERFORMULAのトップカテゴリーに参戦するTOM’Sは、先に行われたSUPER GTの開幕戦では、これがデビュー戦となるGRスープラでポールtoウィン。レース中のベストラップをマークするとともに決勝では1-2フィニッシュ。完璧な勝利で幸先良いスタートを切っています。

2020年スーパーGT開幕戦で勝利したトムスのスープラ

 コロナ禍で暗くなりがちなサーキットでも、TOM’Sのピットはにこやかな笑顔にあふれていました。もちろん、好成績がそうさせたのは見逃せませんが、それだけではないような気がします。

 TOM’Sから旅立ち、現在では他メーカーでモータースポーツにかかわっている人たちの多くが、TOM’S時代を懐かしみながら話してくれるシーンに、何度となく立ち会ってきました。そう、モータースポーツでテクノロジーを磨き、ノウハウを培ってきたTOM’Sですが、それだけではなくクルマとモータースポーツ、そしてそれに関わる人たちへの愛があふれているのでしょう。TOM’Sの快走は、これからもずっと続いていくに違いありません。

12
すべて表示
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS