いまカスタム好きが熱視線を送る「軽バン」! 50万円以下の中古車7台の狙い方 (1/4ページ)

いまカスタム好きが熱視線を送る「軽バン」! 50万円以下の中古車7台の狙い方

大型中古車店に聞いてみた 「軽バン」の中古市場動向とは

 昨今のアウトドアブームもあり、軽バンでキャンプや車中泊をする人が増えていて、動画投稿サイトにも非常に多くの作品がアップされている。またカスタマイズに目を向けても、あえて軽1BOXをベースにイジる人が最近は多い。軽バンは人気ゆえに相場は高いが、ベース車はできるだけ良いものを安く買って、浮いたお金でドレスアップできたら嬉しい。そこで今回は車体価格50万円以下で狙える7車種にスポットを当ててみよう。

【関連記事】新型シビックをスポーティにイメチェン! ヒット確実の「純正アクセサリー」を深掘り

50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 エブリイやアトレーなど、ドレスアップ界でも人気が高い軽箱バン。だから中古車市場でも、他の車種と比べると若干値段が高いという。もちろん買う人すべてがドレスアップしたいというわけではなく、あらゆる面で優れているところが多いから、幅広い世代に人気。だから高めなのである。軽自動車を得意とする中古車店に聞くと、「乗用タイプのワゴンは、ファミリー層に人気ですね。バンは仕事で使われる方だけではなく、遠くに出かけて車中泊したい方に需要があります。バンは荷室がフラットになりますからね」。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 また人気の装備が付いているほど価格が高めになる。特にターボは、ボディが大きく車重もある軽箱バンで、高速道路を頻繁に使う人ほど欠かせない。かつアクティブに使いたい人にとっては、4WDも欲しいところ。だからターボ×4WDだとかなり高額。

 そしてワゴンかバンで悩んでいるなら、バンがオススメとのこと。「ワゴンと比べると装備の充実度は劣りますが、自動車税などの維持費が安いのがメリットです。ただ仕事用として酷使され、荷室に汚れやキズが多い個体も多く出回っています。できれば現車をチェックした方がいいですね」。

スズキ・DA64Wエブリイ(15万~110万円)

発売期間:2005年8月~2015年2月
タマ数が多いから、パーツが多くてイジりやすい

 今回紹介する7台の中で、最も人気なのが64エブリイワゴン。「見た目や質感が良いですし、カスタムパーツが多いのでイジりやすいですね」。

【関連記事】新型シビックをスポーティにイメチェン! ヒット確実の「純正アクセサリー」を深掘り

50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 64系はモデルサイクルが長く、約10年も継続して生産された。だからタマ数は非常に豊富。オススメのグレードはPZターボ、またはPZターボスペシャル。どちらも装備が充実した上級モデル。「スライドドアが電動になっていて、利便性が良いです。ターボですから高速を頻繁に乗る方にも最適。NAだと3速オートマでちょっとキツいです」。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 DA64は1~6型まで存在し、モデルによって細部の意匠が微妙に異なる。3型になると質感が高いメッキのメッシュグリルを採用。ボディカラーはブラックや濃いパープルが人気とのこと。相場としては数年前までは100万円を越える個体がほとんどだったが、現行モデルになる17系の中古車が出回るようになってから徐々に値下がり傾向。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 インテリアに目を向けるとシンプルなインパネデザイン。64系のさらに先代となる62系から採用されたインパネシフトは、64系にも継承。足元がスッキリし、ウォークスルーも可能に。シートは3型で一部改良を実施。座面のフチ部分に厚みを持たせ、座り心地を向上、4人乗車でも十分な積載スペースを確保している。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら リアシートはクッション製を持たせているからか、格納しても完全にフラットにはならない。それはワゴンだから致し方ない。市販のベッドキットを付ければ問題ないだろう。スライドドアを開くと、ピョコッと飛び出てくるオートステップ。これはPZターボスペシャルだけの装備。小さい子どもやお年寄りもラクに乗り降りできる。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 中古車のチェックポイントとしてはベルトが弱いので音でチェックは欠かさずに。エンジンをかけた時、ファンベルトのから異音が出たら劣化のサイン。「中古で買う以上は、消耗品の状態をしっかりチェックしておいた方が良いです」。

SPECIFICATIONS(PZターボスペシャル)
全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1880mm 室内長:1980mm 室内幅:1305mm 室内高:1385mm 車両重量:990kg エンジン形式:K6A 最大出力:64ps/6500rpm 最大トルク:10.5kg・m/3500rpm 燃費:15.0km/L

スズキ・DA64Vエブリイ(10万~80万円)

発売期間:2005年8月~2015年2月
カタチが好きなら、維持費が安いバンを選ぶのもアリ

 先のワゴンと共に、長期にわたり生産されたバンタイプの64エブリイ。ワゴンとは違って多少の簡素化は否めないが、それでもジョインなど、限りなく乗用モデルに近い充実した装備の上級グレードも存在する。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

「バンにもターボエンジンを搭載したジョインターボというグレードがありますが、もともと商用車ですから出回っているのはほとんどがNA。ターボのタマ数は非常に少なく、もし見つかったとしても高い。NAと比べると15万円くらいの差があります」。ワゴンと比べると相場は格段に安いが、商用車だけに粗く使われたクルマが多く、走行距離が少なめでも内装がボロボロという個体もあるから、できれば現車をしっかり確認したい。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 小物類などのパーツはワゴン用と互換性があるため、ドレスアップには困らないだろう。むしろバンは飾り気がなくシンプルなので、パーツひとつ付けるだけで大きな変化が得られるから楽しい。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 インパネのデザインはワゴンと共通性を持たせている。シートは中級グレードになると生地がモケット。ベースグレードは商用車らしいビニールで、フロントシートはヘッドレスト一体型。しかし6型で全グレード分離型に。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 荷室の容量の広さはさすがバン、宅配業者や大工さんに重宝されるのも納得。シートを格納すればフラットなスペースが生まれる。テールランプをバンパーに移設したことで開口面積も広く、荷物を出し入れしやすい。50万円以下で買える中古軽1BOXカー7台の購入時の注意点を紹介画像はこちら

 購入時のチェックポイントはオイルの交換状況。仕事で使われることが多いエブリイ。乗りっぱなしでメンテナンスを怠っている場合もあり、例えばろくにオイル交換していない個体はエンジンの振動が大きい。

SPECIFICATIONS(PC)
全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1875mm 車両重量:880kg エンジン形式:K6A 最大出力:49ps/5800rpm 最大トルク:6.3kg・m/4000rpm 燃費:15.4km/L

画像ギャラリー