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GT-R好きが高じて日本語習得! オーストラリア人を「虜」にしたR34の魔力

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TEXT: GT-Rマガジン編集部(GT-R Magazine)  PHOTO: Alexander Qureitem

エンジンの載せ替えもDIYでやる強者

 R32の時代からオーストラリアのレースシーンではGT–Rが活躍していた。突然日本からやってきたGT-Rがレースで活躍したこともあり、現地では「ゴジラ」と呼ばれている。そんな影響から今でもGT-Rの心臓部であるRB26DETTをチューニングする環境がきちんと整っているのだ。

「オーストラリアのGT–Rチューニングシーンは今でも隆盛なんだ。 RB26DETTのチューニングパーツを開発するショップもあるほどだからね。 僕も以前はメルボルンにあるショップ『レースペース』で見てもらっていた。でもやはりショップに頼むとお金が掛かるからね……。最近では自分たちでチューニングするようになった。幸い自宅にはガレージがあるからね。この3年間でエンジンの積み下ろしは2回やったよ!」

 ところで、GT-Rがほとんど走っていないオーストラリアで、チューニングの情報やアイディアはどこから得るのだろうか。

「日本のチューニングショップがやっているSNSはよく見るよ。ディテールにこだわった日本らしさが好きなんだ。勉強になるんだよね。 あとは日本在住の外国人GT-Rオーナーのブログだね。日本に住んでいる外国人ならではの内容をオーストラリアで楽しませてもらっているよ」

いつかは日本のイベントにも行ってみたい!

 オーストラリアといえば、シドニーで開催されるタイムアタックイベント「ワールド・タイム・ アタック・チャレンジ(WTAC) 」が有名だ。ジョンさんはココで日本のメディアにインタビューされたそうだ。

「日本語で取材されたんだ。14歳から毎日のように見続けてきたビデオのクルーが自分を撮影するなんて、本当に夢みたいなことだったよ」

 ジョンさんはR34を入手してから9年になる 。日本のGT-Rオーナーについてはどう思っているのか?

「今は投機や転売目的で買われることも多くなった気がするけれど、 GT-Rオーナーならどんどん乗って、GT-Rならではの貴重な走りを経験しないともったいない。じゃんじゃんドライブして、レースもして、とにかく乗りまくろう! いつかは日本で開催されているGT-Rのイベント『R’s Meeting』にも行きたいね!」

 自らの手でエンジンを載せ替えたり、積極的にサーキットで性能を味わう。そしてGT-Rのために日本語も習得してしまうとは、想像以上のRマニア。世界にこんなファンがいるGT-Rってやはり恐るべしな存在なのである。

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