怒涛の600馬力! 「目が追いつかない」性能! 筑波最速「GT-R NISMO」20年モデルが速すぎた (1/2ページ)

怒涛の600馬力! 「目が追いつかない」性能! 筑波最速「GT-R NISMO」20年モデルが速すぎた

現時点での筑波サーキット最速は日産GT-Rニスモ2020年モデル

 日産GT-R NISMO 2022年モデルが発表された。今回お伝えしたいのは、筑波サーキット・コース2000で市販車史上トップのレコードタイム「59秒361」を保持するGT-R NISMO 2020年モデルだ。同記録は自動車雑誌「CARトップ(交通タイムス社)」が筑波サーキット・コース2000で39年間、1000台以上新車をタイムアタックし蓄積してきたデータに基づいており、日産のワークスドライバーである松田次生さんのドライブによるもの。

モータージャーナリスト五味康隆によるGT-Rニスモ2020年モデル筑波サーキット試乗
画像はこちら 1995年にはR33スカイラインGT-Rが1分3秒58を記録

 では、GT-R NISMO 2020年モデルはどんなクルマだったのか? 上記テストの際、モータージャーナリストであり、現在ユーチューバーとしても活躍中の五味康隆さんもタイムアタックに挑戦。五味さんが叩き出したタイムは「59秒712」。五味さんも元レーシングドライバーとはいえ、現役トップのレーシングドライバーでなくとも1分が切れるということだ。単なる速さではなく、この事実こそGT-Rニスモの凄まじさと言えないだろうか。以下、五味さんによる試乗リポートをお届けしよう。

2020年モデルで大幅進化したGT-R NISMO! その変更点とは

 大口は叩くものではない。2019年6月末にドイツにて2020年モデルのGT-R NISMOに試乗した際、同車の企画責任者である田村宏志さんに、こう語ったことがすべての始まりだった。

【関連記事】魅惑のバックシャン! クルマ好きを魅了した「ダックテール」って何? 

モータージャーナリスト五味康隆によるGT-Rニスモ2020年モデル筑波サーキット試乗画像はこちら「2017年、GT-R NISMOで筑波サーキットを1分を切ることができなかった雪辱を、この2020年モデルであれば楽に果たすことができますよ」と。
 GT-R NISMO 2020年モデルの進化は凄まじい。ポイントは3つある。まずは「軽量化」だ。ボンネットやフェンダーがカーボンに置換された。ふたつめは「エンジン」。本体に変更はなくスペックも同じだが、ターボシステムが高性能仕様となりアクセルレスポンスが格段に向上した。モータージャーナリスト五味康隆によるGT-Rニスモ2020年モデル筑波サーキット試乗画像はこちら 3つめは「足まわり」。セラミックカーボンブレーキも新素材を採用し、より高いストッピングパワーを獲得。またブレーキタッチを含めたコントロール性まで向上した。さらにタイヤの構造変更や足まわりの味付け変更、剛性がアップした新デザインのホイールを採用している。モータージャーナリスト五味康隆によるGT-Rニスモ2020年モデル筑波サーキット試乗画像はこちら つまり、すべてにおいて洗練されたのが2020年モデルということだ。余談だが2017年モデルのGT-R NISMOと乗り比べるとボディ剛性が高く安心感が高い。田村さんに聞くと「職人技で、ボディの組み付け精度を向上した」とのこと。

画像ギャラリー