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「イオタ」に「カウンタックLP400S」! 懐かしのスーパーカー消しゴムが京商から販売

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: 京商、Auto Messe Web編集部

ランボルギーニ公認のスーパーカー消しゴム

 モデルカーやR/C(ラジコン)カーをラインアップする模型メーカーの京商から少し変わったアイテムが販売されているのをご存じだろうか。1970年代後半に巻き起こった「スーパーカーブーム」の到来とともに、駄菓子屋や文房具店で小学生を夢中にさせた“カー消し”が復刻しているのだから驚きだ。

 これは、絵本の企画・制作やスーパーカーの展示を通じて、子どもたちに夢見ることの素晴らしさを伝える事業を展開している会社「GGF-T」のオリジナルグッズで、ランボルギーニ公認アイテムとしてこのグッズを復刻。2021年3月中旬から京商で販売を開始している。GGF-Tオリジナルグッズのスーパーカー消しゴム

ボールペンではじき飛ばして遊んだスーパーカー消しゴム

 リアル世代の方には懐かしいかもしれないが、知らない方のために説明をしておこう。1975年から週刊少年ジャンプで連載が始まった「サーキットの狼」をきっかけに、一世を風靡した「スーパーカーブーム」。当時はスーパーカーという名前がついたグッズも多く出回ってきた。スーパーカーグッズの鉛筆 コレクターズカードはもちろん、コップや茶碗、メンコやカルタといったモノの外観にスーパーカーのイラストは溢れていたが、瓶のコカ・コーラやファンタなどの王冠の裏側にまでスーパーカーが描かれていたりと、文字通り一大ブームとなった。瓶ジュースの裏蓋にあったスーパーカーイラスト

 その人気アイテムのひとつが消しゴムの“カー消し”で、ガチャガチャに大事なお小遣いを20円入れると1個出てくる仕組みだった(地域によってはボールペンのおまけだった)。そのカー消しを集めた子供達が、机の上や庭先でノック式ボールペンを弾いて消しゴムのマシンを飛ばし、チキンレースやクルマをぶつけ合って押し出した方が勝者となる遊び方をしていた。スーパーカー消しゴムの遊び方

 あくまでも消しゴムだったためクルマ・モデルとしてのクオリティは低かったが、(消しゴムとしてのクオリティも低かったが……)、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ365BB、ロータス・ヨーロッパなどがあった。中には「これ、スーパーカーだっけ……?」と思うようなクルマもラインアップされていた。1970年代のスーパーカー消しゴム

幻のイオタにカウンタック25thアニバーサリーがラインアップ

 ラインアップは、ランボルギーニ・イオタ、ミウラP400SV、カウンタックLP400S、カウンタック25thアニバーサリー、ウラッコP250Sの5車種で、レッド、イエロー、グリーン、ホワイトの4色が用意されている。GGF-Tオリジナルグッズのスーパーカー消しゴム 制作は国産消しゴムメーカーのイワコーに依頼し、3Dモデリングで実車のようなディテールを再現。ミウラP400SVを例に挙げると、1/100スケールでありながらBピラーのエアインテークフィン(ドアハンドル付近)やルーフのスリット、分割されたテールランプなど、精密に作られているのも嬉しい。GGF-Tオリジナルグッズのスーパーカー消しゴム

 気になる価格だが、4車種カラーバリエーション違い(ミウラP400SV、カウンタックLP400S、カウンタック25thアニバーサリー、ウラッコ)が入って、3520円(税込)。ランボルギーニ・イオタは別売となり、1個880円(税込)となるというので注意をしてほしい。購入方法は京商オンラインまたはGGF-Tオンラインで入手することが可能だ。GGF-Tオリジナルグッズのスーパーカー消しゴム

 底面には取外しが可能な台座(マグネット入)が付属しているので、飾るも良し、遊ぶも良し。現代に蘇ったカー消しで当時を懐かしんでみるのはいかだろうか。

【詳しくはこちら】

スーパーカー消しゴム

https://dc.kyosho.com/ja/supercar-keshigomu

【お問い合わせ先】
京商株式会社 お客様相談室
◆tel. 046-229-4115
※13:00~18:00(月曜~金曜日、祝祭日を除く)

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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