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トヨタ新型「ランドクルーザー」ついに登場! 真の敵は身内にあり?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: トヨタ

インテリアはより豪華に進化

 室内の使い勝手もより高められた。200系では3列目のシートを横方向に折り畳んで収納していたのが、300系では床下となり積載スペースが大幅に拡大。インテリアでは100系から続くラグジュアリー志向がさらに強まり、疲労の軽減やスイッチの操作性も改良されている。トヨタ・ランドクルーザー300

シリーズ初の「GRスポーツ」も設定

 コレだけでもランドクルーザー300の魅力は十分に思えるが、購入を考えるユーザーにとって嬉しい悩みなのが『GRスポーツ』の存在だ。2021年内には追加になると予想され、フロントグリルは『TOYOTA』のロゴで他グレードと差別化。詳細はまだ不明だがホイールを始め専用設計の部分も多いはず。トヨタ・ランドクルーザー300

ライバルはメルセデス・ベンツGクラス

 最後に競合車と比較してみよう。正直いって国産車はライバルといえる存在がなく、車格だけで挙げればレクサスLXだろうか。とはいえ国内での発売は2015年で6年も前になる。海外は2007年とモデル的に古いため、デザインの好き嫌いはともかく機能面で見劣りするのは必然。もっともレクサスLXもそう遠くない時期の刷新がウワサされており、比べるにはそちらの登場を待つ必要があるかもしれない。 海外メーカーならメルセデス・ベンツGシリーズを筆頭に、クラス的に競合しそうなモデルはいくつかある。ただし300系の価格はベースグレードで500万円、GRスポーツで1000万円を少し上まわると予想されているのに対し、輸入車のGシリーズは廉価グレードでも1250万円。性能面では遜色がないとしても、この価格差をどう捉えるか。モデル的に新しいことも考慮すれば、個人的には300系に一日の長があると感じてしまう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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