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アウトランダーPHEVは結局「全部乗せ」だった! アウトドア最強SUVだとプロが推す5つの理由

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉/増田貴広

理由その4:クリーンなEV走行の航続距離と充電性能もバツグン

 ところで、「MIパイロット」と呼ばれる先進の運転支援システム(日産のプロパイロット1.5相当)を備えた新型アウトランダーPHEVは、運転に関わるストレスフリーで目的地に着けるのはもちろん、アウトドア、キャンプフィールド周りの環境に優しいクルマでもある。

先進の運転支援システムで長距離ドライブもラク

 EV走行可能距離は現実的なWLTCモードでP・Gグレードで83km、Mグレードで87kmを実現。実質65~70km(先代は55~60km)は走れることになり、例えば、目的地に手前の高速道路のSA/PAなどの充電スポットで充電(普通充電のみのRAV4 PHVと違い、普通充電と急速充電に対応!)、あるいはチャージモードでバッテリーを溜めた状態で、高速道路の出口などから実質65~70 kmを電気だけで走れるEV走行でアクセスすれば、アウトドア、キャンプフィールドの周りのきれいな空気を汚さないことにもなるのである。

急速充電できるのも大きなメリット

 ちなみにバッテリーの増強(13.8kWhから20kWhに)、ガソリンタンクの増量(45Lから56L)によって、最大航続距離はなんと満充電、ガソリン満タンで約1000kmにもなっているから、ドライブ途中のガソリン補給はまずしなくていいだろうし、充電もBEVと違い、最小限で済むのである。

最大航続距離はなんと満充電、ガソリン満タンで約1000km

理由その5:ドッグフレンドリーカーとしてもお勧め

 というわけで、新型アウトランダーPHEVがアウトドアに最強、車中泊にも適したクルマであることがおわかりいただけただろうか。なんだか、この記事を書いていたら、無性に欲しくなってきてしまった! 個人的には今は3人家族+愛犬だから3列シートは不要。Mグレードの5人乗りを選択するだろう。愛犬家のためのドッグフレンドリーカーとしても申し分ない、日本における究極のSUVだと断言したい。

写真は先代アウトランダー

 もし、新型アウトランダーPHEVベースの「デリカD:5 PHEV」があるとすれば、アウトドア、キャンプシーンでの、世界最強のミニバンの皮をかぶったSUVになりうる……とも思えるのだが。

愛犬家のためのドッグフレンドリーカーとしても申し分ない

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  • 三菱自慢の四輪駆動システム「S-AWC」
  • S-AWCのドライブモードは7種類
  • 3列目を格納すれば十二分なラゲッジスペース
  • 写真は先代アウトランダー
  • AC100V/1500Wコンセントを使って蓄熱式コードレス湯たんぽを使える
  • S-AWCを備え最低地上高200mmで走破性は抜群
  • 愛犬家のためのドッグフレンドリーカーとしても申し分ない
  • 7人乗り3列シートの3列目は床下格納できる
  • 最大航続距離はなんと満充電、ガソリン満タンで約1000km
  • 急速充電できるのも大きなメリット
  • 2列目シートまで格納すれば、マットは必要だがゆっくり横になれる
  • 先進の運転支援システムで長距離ドライブもラク
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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