街角で手軽にFCEVを扱えるようになるかも
今回展示されたFCEV車両の仕様は、車両サイズは全長3200×全幅1100×全高1700(mm)。車両重量400kg。定格出力は500W、DC48V。最高速度は20km/hで、連続運転時間1時間となる。水素化マグネシウムのカートリッジ1本で、走行距離は8km(燃料消費量はMgH2 0.56kg/kWh)である。
今回は形を見せるということで、電気自動車に燃料電池スタックを載せた状態で展示をしているが、FCEVを製造する気はない、とのこと。あくまでもこの水素化マグネシウムの販売を考えているだけだという。この技術を用いたFCEVの製造やインフラ開発に手を挙げる企業・団体が現れれば、新しい水素供給システムが今後新たな展開を見せるかもしれない。