地を這うシャコタンも段差乗り越えもボタンひとつで可能! バスや福祉車両にも使われる「エアサス」が魔法のアイテムだった (1/2ページ)

地を這うシャコタンも段差乗り越えもボタンひとつで可能! バスや福祉車両にも使われる「エアサス」が魔法のアイテムだった

リモコンのボタンひとつで自由に車高を変えられる

 足まわりのカスタムで「エアサス」なる言葉を聞いたことがあるだろう。名前から想像できるとおり『エアサスペンション』の略語で、空気を圧縮したときの弾力を利用するバネ装置のことを指す。ドレスアップでは車高調と並ぶローダウンの手段で、おもなメリットとしては以下の要素が挙げられる。

 まずは車高のセッティングが非常に楽な点が挙げられる。車高調がジャッキアップしタイヤを外してから専用レンチで上下させるのに対し、エアサスはリモコンのボタンを押すだけで自由自在に車高を変えられるからだ。

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エアサスペンションの高さを調整している画像はこちら

 つまり普段の街乗りでは走行に支障がないレベルのほどよいローダウン、保安基準と無関係なイベント会場では地を這うようにベタベタな車高と、日常の使い勝手においてエアサスは非常に大きなアドバンテージを持つ。エアーサスペンションって何画像はこちら

メーカーやキットにもよるが50万円~取り付けが可能

 一方で車高調にはないマイナス要因もある。代表的なのはエア漏れで、原因はパーツの品質であったり、取り付けのミスだったりひとつとは限らないが、いずれにせよ車高調では起こり得ない事例だ。また空気を溜めるタンクやスイッチ類など構成部品が多いので、設置する場所に悩んだり作業が煩雑なこともエアサスならではといえる。

 もっともドレスアップカーはそれらを「魅せる」方法もテクニックで、一概にデメリットと断じることはできないしプラスに捉える人もいる。また元々が一般的なスプリングの足まわりであれば、エアサスに交換すると構造変更が必要なことも忘れずに。なお取り付けを含めた費用も車高調に比べて高くなりがちで、メーカーやキットにもよるが50万円~と考えておこう。