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四駆王国のスバルは悪路最強! 100万円以下で狙えるキャンプ御用達車3選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: スバル/Auto Messe Web編集部

安心のセーフィティ装備と豊富なラゲッジが自慢
「アウトバック(BR型)」

 スバルはレガシイで名を馳せたワゴンメーカーだった時代もあり、レガシィツーリングワゴンが一世風靡。そしてそのクロスオーバーモデルであるアウトバックもスバルらしい1台だ。新車の販売台数はそう多くなかったため、中古車も台数は限られるものの、100万円以下の予算であれば、年式の上限は2012年モデル、つまり4代目BR系が狙える。BRアウトバックのフロントスタイル

 このBR系アウトバックは、2010年のマイナーチェンジでアイサイトがVer.2に進化。2012年のマイナーチェンジではフロントフェイスやメーターパネルを一新するなどの改良が施されている。全車AWD搭載で最低地上高にも余裕があり、悪路、雪道の走行も安心・安全。ワゴン基準のラゲッジルームの容量、使い勝手も文句なしと言っていい。

コンパクトながら余裕たっぷりの積載性を両立
「XV(GP型)」

 だが、自宅の駐車場やよく行く駐車場事情で、全高制限のある人であれば、SUVの選択は困難だ。そこでお薦めしたいのがスバルXV。ベース車はインプレッサスポーツで、その車高を高めたクロスオーバーモデルというキャラクター。全高は1550mmと立体駐車場への入庫も容易だ。予算100万円以下で手に入るのは2012年から2017年まで販売された2代目GP系。じつは現行XVとかなり似ていて、型落ち感が最小限なのも狙い目となる理由のひとつ。インプレッサにFF/AWDが用意されていたのに対して、こちらはスバル自慢のAWDのみの設定なので、走破性の高さも魅力である。もちろんアイサイトVer.2(2.0iは非搭載)が採用され、後期型ではVer.3に進化している。GP型XVのフロントスタイル

 アウトドアの荷物の積載で気になるラゲッジルームは当時のインプレッサスポーツと同じで、開口部地上高690mm(段差350mm)、フロア奥行き980mm、フロア幅1060~1380mmと、幅方向の余裕がポイント(※ミッドサイズSUVでも1000mm前後)。後席を格納すれば最大奥行きは1860mmに達し、コンパクトクロスオーバーとは思えない荷物の積載力を誇る。GP型XVのラゲッジルーム

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  • BRアウトバックのフロントスタイル
  • GP型XVのラゲッジルーム
  • GP型XVのフロントスタイル
  • SJフォレスターのラゲッジルーム
  • SJフォレスターXTのフロントスタイル
  • SJフォレスターのフロントスタイル
  • SKフォレスターの雪上走行
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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