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ジムニーは純正アクセサリーで数倍楽しくなる! アウトドア派なら買うべき4つのアイテムとは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: スズキ

カータープ

 これだけでもジムニーのアウトドア、車中泊対応はほぼ完ぺき……と思ったら、現地でちょっと困るかもしれない。さすがにジムニーは軽自動車で、スーパーハイト系軽自動車の「スペーシア」のような、天井も高い広大すぎる室内空間は持っていない。屋根のあるところでのんびりしたい、雨宿りしたい……という場合には、荷物もあるから車内空間だけでは十二分とは言いにくいのだ。

 そこでお薦めしたいのが、1914年創業の老舗アウトドアブランドとコラボしたアイテム、「ogawa×SUZUKI」の「カータープ」だ。車体後部に張ることで、ラゲッジスペースから続く、タープの屋根のあるスペースが確保でき、そこにテーブルやチェアを置くことで車外リビングスペースが出現。

ogawaとコラボしたカータープ

 しかも、さすが老舗のアイデアで、カータープ内が暗くならないように大きな窓が付いていて、景色をさえぎらず、風通しにも配慮した仕立てとなっているのだ。ジムニーでのアウトドア、車中泊が一段と本格、快適になること間違いなしである。また、雨のなかで荷物を出し入れ(撤収時など)する際にも、威力を発揮してくれるはずである。重量は約2.5kgと軽く、収納時には幅約58cm、横約12cm、高さ約12cmにコンパクトになるから使いやすい。

 というわけで、すでにアウトドア派のジムニーのオーナーでも、以上のアイテムを持っていなければ、即、ゲットしたいところだ。これから新車を買うのであれば、新車購入時にまとめて買うといい。

車中泊派もキャンプ派も重宝するカータープ

車内に収まらない荷物は……

 ところで現実的な話をすると、ジムニーの限られたスペースの室内&ラゲッジ空間に、アウトドアや車中泊の荷物を満載し、アウトドアに出かけたとして、いざ、車中泊で就寝……という場面になると、けっこう荷物の置き場に困るのが実際のところではないだろうか。ルーフにキャリアを付けて、そこに就寝時に不要な荷物を移動させる手もあるが、それに伴う出費を覚悟しなくてはならない。

車中泊するとき荷物をどこに置くか

 そこで筆者の独断、勝手なアイデアを紹介すると、カータープの使用前提で、あらかじめアウトドアの荷物を詰め込んでいた、鍵のかかるキャリーケースやボストンバッグに、就寝時に不要な荷物を移動。そしてジムニーの牽引フックとキャリーケースやボストンバッグを、自転車用などにあるワイヤーロックでつないで、車外に一時退避させるのである(もちろん、貴重品、高価なものはNG。カバーもあると雨風から守れる。万一、盗まれても保証はしません……)。また、ジムニーは最低地上高が205mmもある本格SUVだから、車体の下に隠すように置いてもいいだろう(ワイヤーロック併用。どちらの場合も、走行前に必ず撤去すること)。

リヤの牽引フックを活用してみよう

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  • ラゲッジマット(バンパーカバー付)
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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