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ニスモがイジるとなんでも激熱に変身! まさかの走りを実現した非スポーツ系コンプリートモデル10台

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TEXT: 佐藤幹郎  PHOTO: 日産自動車/Auto Messe Web編集部

マーチよりも実用的なパッケージで人気モデルに!

「ノートNISMO/2014年発売」
「ノートNISMO S/2014年発売」

 日産のニスモモデルの第5弾として登場したのがこの「ノートNISMO」だ。2014年に2代目ノートに追加されたこのモデルは、1.2L+CVT仕様のNISMOと1.6L+5速MT仕様のNISMO Sをラインアップ。マーチに対してボディサイズがひとまわり大きくなることから、実用性の高さもあり人気を博した。ノートNISMO Sのフロントスタイル

 どちらの仕様も従来のニスモ同様に、専用エアロパーツやインテリア、ボディ補強が施され、NISMOには1.2LのHR12DDR型(98ps/14.5kg-m)、NISMO Sには1.6L HR16DE型(140ps/16.6kg-m)と、それぞれで排気量の異なるエンジンを採用し、両モデルともECUチューニングにより動力性能が高められた。ベース車両に対してタイヤも高性能化され、NISMOは16インチのポテンザRE080(195/55R)、NISMO Sには17インチのポテンザS007(205/45R17)が奢られ、まさにホットハッチの名に相応しいポテンシャルを誇った。HR16DEエンジン

e-POWERにもニスモ仕様をラインアップ

「ノートe-POWER NISMO/2016年発売」
「ノートe-POWER NISMO S/2018年発売」
「ノートe-POWER NISMO S Black Limited/2019年発売」

 2016年には環境性能とスポーティな走りを両立する、HVのニスモ仕様となる「ノートe-POWER NISMO」を追加ラインアップした。e-POWER専用のボディ補強やサスペンションなどが採用されており、一部専用パーツも備わったほか、ガソリン仕様と同様ながら高い安全装備も用意された。さらに2018年には、「ノートe-POWER NISMO S」を加え、コンピュータやインバーターなど、HVならではの電気的チューニングが施され136ps/320Nmを発揮(e-POWER NISMOは109ps/254Nm)。一層パワフルな走りを披露するモデルであった。ノートe-POWER NISMO Sの走り

 さらに、2019年には「ノートNISMO Black Limited」という、ドアミラーをはじめとした車体の一部をブラック化した特別仕様車を追加設定。1.6L+5速MTの「NISMO S Black Limited」(前席レカロシート標準装備)と1.2Lエンジン+モーターの「e-POWER NISMO Black Limited」(前席レカロシート装着車も設定)、さらにe-POWERを専用チューンで強化した「e-POWER NISMO S Black Limited」(前席レカロシート装着車も設定)」も加わり、ニスモモデルでありながら電動化を推し進める日産らしい戦略で販売された。ノートe-POWER NISMO S Black Limitedのフロントスタイル

お父さんも満足の走れるスポーティミニバンとしてデビュー

「セレナNISMO/2017年発売」

 そしてスポーツカーに乗りたいお父さんにとっては垂涎のニスモ仕様ミニバンが登場。それが2017年発売の「セレナNISMO」だ。ニスモの名はついに3列シートのミニバンにまで設定されるようになった。ベース車両は、2016年にフルモデルチェンジされた5代目セレナで、ボディ補強や専用サスペンション&マフラーなどで走りを強化。もちろん専用エアロパーツやインテリアもあり、安全装備を犠牲にしないことから人気モデルになると思われた。

 しかし、ニスモと同じ日産の架装車ブランドであるオーテックからも専用インテリアやエアロパーツを備えたモデルが設定されたことから、セレナNISMOは2019年のマイナーチェンジで生産終了となった。セレナNISMOのフロントスタイル

 その後は、e-POWER専用モデルのノートオーラにも、フォーミュラEからインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトにノートオーラNISMOを設定(2021年)。ニスモらしいレッドアクセントの「レイヤード・ダブルウイング」や低重心かつロー&ワイドのスタンスでスポーティさをアピール。もちろんe-POWERのシステムにもニスモの技術が惜しみなく投入され、環境性能と軽快さを両立する近未来のスポーツモデルのあり方を予感させるモデルとなっている。ノート オーラNISMOのフロントスタイル

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