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トヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」のドライブが楽しすぎる! 運転の鍛錬にもなる商用バンの魅力

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: 高橋 学/Auto Messe Web編集部

ネガティブ要因の乗り味はアフターパーツへの交換で改善できる

 ただし、乗用モデルやスポーツカーに対しては走りに関するネガティブ要素があるのは否めない。ありがちなコーナリング時のロール感や路面からの不快な突き上げといった、ドライブにおける快適性を損なう要因については、アフターパーツの高性能ショックアブソーバや快適仕様の足まわりパーツが多数用意されているので、気になるポイントを適材適所に対策していけば良いだろう。

 自分好みの走行フィールが得られるクルマを作り上げられるという点でも、乗用モデルではなかなか味わうことができないオーダーメイド感覚の足まわりセット=走行フィーリングが楽しめるのも、じつは商用バンならではのメリットだ。200系ハイエースのリヤサス

視界の広さと見下ろす運転スタイルがストレスフリーの運転が楽しめる

 さらに鼻先の短いセミキャブオーバータイプのハイエースやキャラバンはドライビング感覚も独特だ。細街路(さいがいろ)での転回にはちょっと慣れが必要だが、一方ではメリットも多い。そのひとつが視界の広さである。

 クルマのほぼ最前部に座って運転しているので、前方視界の広さ&見下ろす感覚は前方が見やすく快適。これに慣れてしまうと“長いボンネットのあるクルマは運転しにくい”と感じてしまうほどで、車高も比較的高く渋滞でもかなり先を行くクルマの流れを確認できるので、精神衛生上もメリットがあると言える。200系ハイエースの運転席

 キビキビとしたシャープなハンドリング、ピタリと路面をトレースするコーナリング、胸のすく加速フィーリングといった、いわゆるスポーツカーのような走りは求められない商用バンだが、クルマを操る感覚を楽しむには絶好の素材だ。

* * *

 荷物を運ぶお仕事仕様やキャンピングカーなどのレジャー仕様だとばかり思われている商用バンだが、走りもしっかり楽しめるクルマなのは、実際に運転してみると理解できるはず。足まわりパーツをセットアップして走りを育てていくという過程も楽しみながら、本来クルマが持っているドライブする楽しみを体感してみてはいかがだろうか。

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