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クーペが売れないのにどうしてSUVはクーペ化する? 「売る側」と「買う側」の思惑とは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: トヨタ自動車/本田技研工業/Auto Messe Web編集部

クロスオーバーSUV化が自動車メーカーの社運を左右する!?

 現在はSUVやクロスオーバーモデルが世界的に見ても爆発的な人気を誇っている。子どもにクルマの絵を描かせれば、クルマ=SUVの絵になるほどだ。その一方で、土臭いSUVは好みじゃない……という人も相当数いるはずで、SUV、クロスオーバーモデルを都会が似合う高級感溢れるクーペのように仕立てれば、そうしたユーザーまで拾えることになるワケだ。ランボルギーニ・ウルスのフロントスタイル

 もちろん、セダンやクーペに対する、クロスオーバーモデルのメリットとして視界の高さ=運転のしやすさ、トランクではなくワゴンのように使えるラゲッジルームによる大きな荷物の積みやすさがある。多くのクルマ好きユーザーや子離れしてミニバンを卒業した人たちが、SUVやクロスオーバーモデルに流れていくことは、いまとなっては止めようがない現実でもある。

「いま、これを買っておけば間違いない!」と感じさせる大ブームを巻き起こしているSUV&クロスオーバーモデルを、都会派のパーソナルカーとして使う人が増殖しているのは自然な流れで、いま巻き起こっているSUVの第二形態ぶりは、造る/売る側、乗る/買う側としても、至極当たり前の流れということなのだろう。

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  • 新型ZR-Vのフロントスタイル
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  • 新型クラウン・クロスオーバーのフロントスタイル
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
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  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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