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今ならまだ手が届く「ランボルギーニ ガヤルド」は後期モデルがオススメ! タマ数減少中につき見つけたら即買い【真夜中のブローカー】

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 神村 聖

レヴェントン譲りのフロントマスク

美女「ところでガヤルドって、基本は4WDなんですよね?」

社長「駆動方式は、従来型のガヤルドと同じくビスカス式のフルタイム4WDだな。トランスミッションも同様に6速MTもしくは6速2ペダルMTの“eギア”を引き続き搭載した。ただしeギアについてはLP560-4への進化に当たって全面的に改良が加えられて、もっともスポーティな変速モードである“CORSA”モードでは変速スピードが従来から40%も短縮したんだってさ。また各部の軽量化が図られた結果、車両重量は20kg軽い1410kgになった。で、エンジンのスープアップと相まって、最高速325km/h、0-100km/h加速は3.7秒まで向上したってんだから、そりゃ最新のスーパーカーにも大きく負けてはいないワケだよ」

美女「カッコは、以前ウチでもお預かりしてたガヤルドよりも、なんだかトンガって見えるけど……?」

社長「エクステリアはこの前の年、2007年にデビューした“レヴェントン”で実験された新しいデザイン言語が導入されているな。ノーズはレヴェントンに通ずる左右の大きなエアインテークを備えて、ダウンフォースを高める役割を果たしているし、上下が短くなったヘッドライトは、バイキセノンとLEDを組み合わせたものが新採用された」

美女「テールランプの“Y”の字は、今のランボルギーニにも近いカンジですね?」

社長「そうだな、フロント以上に変化したのがリアビューで、テールランプをレヴェントンみたいに“Y”をモチーフにした横長タイプとすることでイメージチェンジを図った。また、リアのディフューザーのデザインも見直した結果、空力特性についても大幅に進化したんだってさ。まぁたしかに、湾岸線で〇〇〇km/h出しても、ピタッと安定してたもんな……」

美女「あ、社長ったら遠い目になってますよ……(苦笑)」

ガヤルドの現在の中古相場は?

社長「話は変わるけど、LP560-4なら最近では1300万から1600万円くらいが市場の相場だけど、当然それくらいの値段で売れたんだよな?」

美女「モチのロンで税別1600万円でお売りさせて頂きました。わが社はお値引き一切ナシ! がルールですから。でも、5~6年前の帳簿チェックしてて見たんですけど、ガヤルドでも初期モノならば1000万円前後でお客様にお渡しできる時代もあったみたいですね」

社長「そうなんだよ~。LP560だって1000万チョイ超えぐらいで見つかることもあったし。でも、たとえ1600万円でも内容やカッコ良さ、それに今どきのスーパーカーの新車価格を思えば、けっこうリーズナブルにも感じるね。とにかく最近じゃ市場でもホントにタマ数が減ってきてるから、もしも次にLP560-4出てきたら、キープしとこうかなっ♪」

美女「そんなこと言って、社長はいつもスカンピンだから、クルマどんどん回してかないとゴハン食べられないでしょ!」

社長「スカンピンって言葉、よく知ってたね(苦笑)」

【取材協力】
アルティメットモーターカーズ
http://www.ult-cars.co.jp

【model】
esteem

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  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 1967年生まれ。かつてロールス・ロイス/ベントレー、フェラーリの日本総代理店だったコーンズ&カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モーターズ)で営業・広報を務めたのちイタリアに渡る。帰国後は旧ブガッティ社日本事務所、都内のクラシックカー専門店などでの勤務を経て、2001年以降は自動車ライターおよび翻訳者として活動中。また「東京コンクール・デレガンス」「浅間ヒルクライム」などの自動車イベントでも立ち上げの段階から関与したほか、自動車博物館「ワクイミュージアム(埼玉県加須市)」では2008年の開館からキュレーションを担当している。
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