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200台限定の「アヴェンタドール」と「ピレリ」のコラボモデルにはプレ値がつく? 「ロードスター」は「クーペ」よりも400万円増しが相場【真夜中のブローカー】

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 神村 聖/大子香山

ランボとピレリの関係を示す特別なエディション

 伝説のブローカーと美女のセールスレディが、毎回注目の中古車をピックアップ。ふたりのトークを読めば、現在の中古車相場や購入ポイント、クルマの来歴までわかります。第2回目は、ただいま中古相場がこの1年で1000万円近く高騰したランボルギーニ「アヴェンタドール」のなかでも、ピレリの名が入った限定モデルです。

今宵の入庫は、ランボルギーニ「アヴェンタドール ロードスター LP700-4ピレリ・エディション」

 ここは東京ベイエリア。工場や倉庫が立ち並ぶ地域に、一軒のガレージがひっそりと建っている。一見したところでは小さな倉庫なのだが、扉を開ければ、その内部は桃源郷のごとく、素晴らしいスーパーカーやプレミアムカーの数々が次なる顧客を待ちながら潜んでいる。

 このガレージの主は、かつて伝説のスーパーカーディーラーと呼ばれたブローカー。若き日には首都高アタックやゼロヨンで鳴らした猛者だったという噂もあるようだ

 あるときそんな彼のもとに、うら若きナゾの美女が「押しかけセールスレディ」として居座ってしまった。彼女はクルマについてはまったくの素人ながら、ウンチクを垂れるばかりで、売る気があるのかないのかも判らない社長の代わりに、天才的な営業センスで次々と入庫するクルマを売りさばいていく。

 さて今夜はどんなスーパーカー、あるいはプレミアムカーが入庫したのだろうか。

基本スペックはスタンダードと同じ

社長「こら、また勝手にランボルギーニ持ち出したな」

美女「あ、激おこ……。だってぇ〜、お客さまにセールスかけるなら、ちゃ〜んと乗っとかないと(笑)」

社長「壊してしまわないか、戻ってくるまでヒヤヒヤしてたよ。なんたって世界限定200台の特別なアヴェンタドール、LP700-4ピレリ・エディションだからな」

美女「ピレリって、タイヤのメーカーでしょ?」

社長「そう、1964年に正式リリースされた最初の市販モデル350GTにピレリ製のタイヤが選ばれてからというもの、ランボルギーニとピレリの緊密なパートナーシップは、いまも続いていて、この長年の良き関係へのオマージュとして製作された記念モデルとして、ピレリ・エディションが発表されることになったというワケさ」

美女「知りたいのはそこじゃなくってぇ、スタンダードのアヴェンタドールと、どう違うんですかぁ? このクルマはロードスターだから、それだけでも充分気分アゲアゲだったけど……」

社長「ピレリ・エディションは、スタンダードのアヴェンタドールの基本スペックと同じ。変更点は、エクステリアを大胆にドレスアップする2種類のカラースキームってくらいだな。まずひとつはルーフからピラー、ミラー、エンジンフード、エアインテークに至るまでマットブラックに塗装する一方で、メインボディは光沢のあるハイグロス仕上げ。こちらは全6色のボディカラーが設定されていて、もうひとつは、前述の各パーツがグロスブラック仕上げとなる代わりに、メインボディは全4色のマットカラーからセレクトできることになっていたんだ」

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