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初心者が運転技術を身につけるにはコストカットが重要! ドラテク向上の近道は車選びから

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: AUTO MESSE WEB

  • ワインディング走行のイメージ

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クルマの性能だけで選びがちだが……

 クルマ好きで、運転に憧れていた人ならば免許を取得したときの嬉しさは格別なものと言えます。そんな喜びを噛みしめて「コレから運転、うまくなるぞ!」とヤル気に満ちあふれるという人も多いはず。今回はそんな免許取り立てでドラテクを学びたい人に向けて、クルマ選びで注目しておきたいポイントを紹介していきます。

大きな注目ポイントは「安さ」

 これから細かく注目しておきたいポイントを紹介していきますが、基本的にどのポイントも「安さ」を重視しています。これは、免許取り立てのときにもっとも重要なポイントと言えます。

 クルマ趣味はお金がかかるからという理由が大きいのですが、運転に慣れていないときはたくさん走り、経験を積んでドラテクを磨くのが一番の近道だからです。ガソリン代や走行会への参加費など、走ること自体にお金をかけるのがベストと言えます。

自動車保険の利率クラスに注目

 まず、免許取り立てでランニングコスト的に厳しくなってくるのが自動車保険です。免許の色がグリーンだったり、年齢が若いとどうしても自動車保険は高くなりがちで、これは仕方のないことです。そのため、初のマイカーとしてのクルマ選びをする際は、利率クラスが低いクルマを選択するのがオススメと言えます。

 利率クラスは車種ごとに異なり、事故率などによって決まっています。インターネットで検索すれば、利率クラスを調べることができるので、クルマ選びの参考にしてみるといいでしょう。

軽量なクルマがオススメ

 次に注目したいのが車両重量です。これは単純に「軽量なクルマの方が良い」という訳ではなく、軽量なクルマならばランニングコストが安く済むことが多いからです。

 軽量なクルマならばタイヤやブレーキのサイズが小さいことが多く、各種消耗品のランニングコストを抑えることができます。ガンガン走るならば消耗品は多くなってしまうもの、軽量なクルマを選べば消耗品そのもののコストを抑えられることが多いでしょう。

パーツが豊富に出回っている定番車種を狙え

 ガンガン走りこむなら、中古でパーツが豊富に出回っている定番車種がオススメです。初心者のときは無茶をして何かしらのアクシデントを起こしてしまったとしても、定番車種ならば部品が中古でも出回っていることが多く、修理代を安く済ませることができます。

 また、定番車種ならばウィークポイントや定番のチューニングなどの情報も多いため、無駄なお金を使わず最適なチューニングをしやすいというのもオススメできる理由と言えます。

パーツが豊富なロードスター

ドラテクを磨くならば「走ること」にお金をかけるべし

 これからドラテクを磨きたい! そんな人に向けたクルマ選びのポイントを紹介してきました。最初にも述べましたが、やはりドラテクを磨きたいならば「走ること」にお金をかけるべきと言えます。そのためには、基本的なランニングコストを安くするのはもちろん、走ること自体のランニングコストが安く抑えられる車種の方がオススメと言えます。

 もちろん、すでに購入したい車種が決まっているのであれば、その車種を選ぶのが良いと思いますが、これからドラテクを磨きたくて、まだ狙う車種が決まっていないという人は、今回紹介したポイントをクルマ選びの参考にしてみてください。

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