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5000万円オーバー! バブル期の「小ベンツ」の最終進化系「190Eエボ2」はメーカー純正だった

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

コレクターズアイテムとして最適の1台

 今回ドイツ・ミュンヘンで開催されたRMサザビーズオークションに出品されたこの個体は、シリアルナンバーが263/502というもの。1990年5月に製造され、当初はディーラーで展示されていたのだが、1991年3月に販売されている。

 その後ふたりオーナーが代わり、2010年6月、3代目のオーナーが亡くなって、今回の出品者の手に渡っている。総走行距離は3万7300kmと少なく、保管状態もよかったようで内外装ともに、高クオリティを保っている。さらに整備記録簿や販売書類、取扱説明書、登録書類も付属している。

 そんな190E 2.5-16 エボ2、落札価格は36万5000ユーロ(約5170万円)だった。希少性と状態の良さを考えれば、当然といっていいのだろう。

 DTMはこのあと、1991年と1992年には190Eエボ2とM3スポエボ、アウディV8クワトロが、1993年には190Eエボ2とオペル「カリブラ」、アルファ ロメオ「155V6Ti」が熾烈なチャンピオン争いを繰り広げる。そんな中で数多くのタイトルを獲得した190Eエボ2の魅力は、いまも色あせていないのだ。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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