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スズキ「ラパン」にピックアップトラックがあった!? 1056個のタッピングビスを打ち込んで自衛隊仕様に変身!

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

1056個のタッピングビスを打ち込む

 しかし、クルマとして魅力的になったものの、カスタムカーとして見た場合、あまりにもバランスよくまとまったことが原因で、インパクトに欠けて目立たない、ということが発覚!! そこで、たけヤンさんはより目立つ工夫をこのラパンに施すことを決意。その方向性と仕様がズバリ、陸上自衛隊仕様なるものだった。

 プレスラインも無くして綺麗に作り込んだボディだったが、軍用車両ならではの無骨さを表現すべく、容赦することなくタッピングビスを1056個もパネルに打ち込んだ。友人に戦車みたいと言われたときにはうれしかったと話す。また、カラーは軍用カラーとしてお馴染みのオリーブのマッドカラーにオールペン。より迫力と凄みを演出するためにオーバーフェンダーも追加し、ワイルドさに磨きをかけた。

 パーツ的には前後バンパーは純正オプションのハーフスポイラーを装着させた状態。グリルはマツダ「スピアーノ」用をセットしている。サイドステップはオリジナルで園芸用のパイプとアルミ板を組み合わせての自作だ。荷台にセットしているテールランプは「ワゴンR」用を移植し、アピール度をより高める工夫としてマフラーは4本出し仕様にした。

 かなりのローダウン化をしているが、これはボルドワールドのエアサス装着によって作り出した。通常の車高調ではここまで落とすことができないので、オーナーのお気に入りポイントでもある。

 内装はピックアップトラックらしくアメリカンテイストな仕上げ。シートにムーンアイズのTシャツを着せて、ステアリングもムーンアイズ製ビレットステアリングを装着する。バイザーカバーはオリジナルのMARVEL仕様で、ルーフライニング全体にスパイダーマンのマットを貼って遊び心あふれるポップなイメージを表現している。

* * *

 徹底的にやり尽くしたラパンベースのピックアップトラック。これで終わりかと思いきや、オーナーいわく「今後の予定はオーディオ系がノーマルのままなので、光物も含めて魅せるオーディオカーとして作り込む」とのことだった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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