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旧車に使える最新チューニングとは? エンジン制御こそレストモッドがベストです

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: AUTO MESSE WEB

最新チューンその2:フルコン投入

 1990年代以前のクルマであるなら、いっそのことフルコンピュータで制御してしまうのもアリ。キャブレター車はもちろん、インジェクションになってコンピュータ制御になったばかりの時期のクルマでもシステムは相当に古い。ファミコンと同等の8ビットで制御しており、それを最新のフルコンにすることで劇的に演算速度は早くなりレスポンスもよくなる。また、さまざまな制御を加えることも可能だ。

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 エアコン作動時のアイドルアップはもちろん、必要かどうかは別だがフラットシフト機能とか、ローンチスタート機能をプラスしたり、ギヤごとにブースト圧を変えるといったことまで、なんでもできてしまう。

 フルコンにする弊害としては、最近のクルマでは盗難防止装置のイモビライザー機能が使えなくなるなどがあるが、そもそもネオクラ車には採用されていないので関係ない。

 ネックとなるのはコストだろう。レースやハードなチューニングカーで使われる高機能なものとなると100万円近い価格+セッティング代が必要となるが、最近は低価格で高性能なコンピュータが流通しはじめている。目安としては本体とセンサーなどで20万円前後だ。セッティング料金は製品と同等の20万円くらいが目安となる。。

 決して安くはない価格だが、いつでも快調でエンジンレスポンスはビンビン、制御は細かいので扱いやすくなると考えれば、コストパフォーマンスは高いだろう。

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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