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キャンプ場で「センスがいい」と思われる「ちょい古」国産SUVは? 「エレメント」に「FJクルーザー」などオススメです

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AMW編集部

スバルXV 

 スバルにも、ぴったりな1台がある。それは、最新型では世界共通の「クロストレック」にネーミング変更された、スバルXVである。その3代目(2017~2022年)は、インプレッサスポーツをベースにした「Fun Adventure」コンセプトにしたクロスオーバーSUV。

 4WDにはスバル自慢の悪路や雪道での脱出性能を高めたXモードを搭載。当時のSUV派は、フォレスターの代わりにはならない……とソッポを向いていたかもしれないが、最低地上高200mm+スバルのAWDによる悪路の走破性はクラス最強だ。

 ラゲッジルームはインプレッサスポーツと変わらないスペースながら、コンパクトワゴン並みの積載性があった。しかし、最大の特徴は全高が1550mmと、立体駐車場への入庫が容易な点。アウトドアではもちろん、日常使いの便利さを併せ持った、数少ない本格クロスオーバーSUVなのである。

トヨタFJクルーザー

 エクストレイルやXV以上にギヤ感あるちょい古な1台と言えば、トヨタ「FJクルーザー」(2006~2018年)があった。国内では初代限りで姿を消してしまったぐらいで、それほどの人気は得られなかったのだが、海外ではなかなかの人気モデルだったのである。

 日本でブレークしなかった理由のひとつが、上記のエレメント同様、観音開きドアにあったようだ。ピラーレスでリアドアだけを開けることができない構造なのである(リアドアを開けるには、先にフロントドアを開けなければならない)。

 もちろん、車内は防水防汚仕様で、ワイルドなエクステリアデザイン同様に、タフに使えるところが大きな魅力。ちなみにパワーユニットは4L V6である。もっとも、今では中古車がほぼプレミアム価格になってしまっていて、2011年式で200万円台前半~、最後期の2018年式だと400万円を超えてしまうのが難点だ。とはいえ、それだけレアなモデルとも言え、アウトドアフィールド、キャンプシーンで目立つこと請け合いである。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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