「第26回大阪オートメッセ2023」は2023年2月10日～12日に開催

　1997年から開催されている「大阪オートメッセ」は、クルマとカスタマイズを軸に例年20万人以上の来場者を誇る関西最大級のビッグイベント。2023年もインテックス大阪を舞台に、2月10日（金）～12日（日）の3日間にわたって開催されます。どんなイベントなのか1年前の会場の雰囲気をご紹介しましょう。今回は、カスタムといえばやっぱコレ！ なシャコタン系の車両を振り返ります。

足元の美を最大限に引き出すスタンスの「RC350」

　2021年の中断を挟み、2年ぶりの開催となった大阪オートメッセ2022。まだコロナ禍のため様子見モードで、展示車両台数は例年よりも少ない328台でしたが、自動車メーカー、アフターマーケット各車、オーナー車など、熱のこもったカスタム車を出展していました。アウトドア志向の高まりとともにリフトアップ系が盛り上がっている昨今ですが、やはりスタンス系やVIP系といったいわゆるシャコタン系は王道。数多くのドレスアップ＆カスタムカーが華を競っていました。

　なかでも目立っていた1台が、T-DEMANDのパーツをまとった静岡県Yさんのレクサス「RC350」です。足元で輝くホイールは新作の「SSR Professor SP6 Under」で、ディスクをインナー側から組み付けるアンダーヘッド構造とセンターロックスタイルを採用してスッキリした美しさを放っていました。さらにツインタンクのエアサスでベッタリと落としていたのもポイントです。

「VIPの女王」が魅せたゴージャスな「50プレジデント」

　重厚感のある3代目日産「プレジデント」をさらに威風堂々たる佇まいに仕上げていたのは、京都・祇園でクラブを経営する「ゆり姫」さん。ノーマル状態で購入してから6年間で4回にわたるリメイクを施して進化させた力作です。

　ワンオフのオーバーフェンダーにボルドワールドのエアサスを収め、OZレーシング・フッツーラの18インチホイールを装着。新旧の融合をテーマにディテールまで手抜かりがないのはインテリアも同様で、内装の匠「エルティード」によって白とラベンダーをテーマにゴージャスな空間が広がっていて思わずため息が出るようなプレジデントが実現していたのでした。