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ランボルギーニ「カウンタックLP400S」が約1億3000万円で落札! 高額なのはバルボーニ監修のレストアのおかげ!?

ランボルギーニ「カウンタックLP400S」が約1億3000万円で落札! 高額なのはバルボーニ監修のレストアのおかげ!?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2022 Courtesy of RM Sotheby's

まだまだ目が離せないカウンタックのオークション相場

2023年2月1日、RMサザビーズがパリで開催したオークションにおいてランボルギーニ「カウンタックLP400S」が出品された。今回はいくらで落札されたのか、同車について振り返りながらお伝えしよう。

世界を驚愕させる存在となったカウンタック

1970年代の半ばに、突如として日本を襲ったスーパーカーブーム。その主役のひとつに数えられるのは、間違いなくランボルギーニ カウンタックだろう。ランボルギーニからは1966年に、V型12気筒エンジンを横置きミッドシップする「ミウラ」が誕生し、当時ベルトーネでチーフスタイリストの職を務めていたマルッチェロ・ガンディーニが描いた流麗なボディスタイルの魅力とともに、ハイパフォーマンスカーの新たなブランドのキャラクターを確立。

それに続いて1971年にプロトタイプのLP500が初公開されたカウンタックは、さらに前衛的なエンジニアリングとシルエットで、世界を驚愕させる存在となったのだ。

当時パオロ・スタンツァーニによって編み出されたV型12気筒エンジンの縦置きミッドシップを可能にする設計が、結果的にはいかに効率的なものであったのかは、その後の12気筒モデル、「ディアブロ」、「ムルシエラゴ」、そして先日の生産中止と後継車へのバトンタッチが宣言された「アヴェンタドール」にまで引き継がれたという事実からも明らかだろう。

V型12気筒エンジンとギヤボックスを直列に接続し、ボディ後方から搭載。ギヤボックスがキャビンの中にまで進入するという手法は、スタンツァーニが将来的な4WD化も視野に入れた結果の策であったことも疑う余地のないところである。

実際にカウンタックの最初のプロダクションモデルとなったLP400が誕生するまでにはさらに2年近くの時間を必要とするが、ランボルギーニは1973年に発表したカウンタックを、ここから次々に進化させていく。

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