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「もう1度バイクに乗りたい」! パラモトライダー体験走行会の先にあるのは

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

青木治親代表が語るSSPの今後

そして、先日筑波サーキットで行われた25回目の体験走行会で、パラモトライダーの延べ参加人数がついに100名を超えることとなった。これについて、青木治親代表理事に話を聞いた。

「拓磨のプロジェクトを成功させた直後には、このサイドスタンドプロジェクトの構想を進めていて、2019年10月には法人を立ち上げていました。コロナの影響なんかもあったので、最初の体験走行会のスタートは2020年になってしまいましたが……いろんな方の協力もあって、これまで3年の活動をしてきました」

「僕らはバイクに乗ることが当たり前ですが、障がいを持った方はバイクに乗ることが当たり前ではない社会ですよね。今は教習所だったり、サーキットだったり、クローズドコースをお借りしながら、まずはバイクに乗ってみましょうという機会を作り開催しています。ですがパラモトライダーが求めていることは、昔のように公道で走ることです」

「現在はわれわれができることを最大限やりながら、公道で健常者の仲間と一緒にツーリングをする機会ももっと設けていきたい、と思っています。一度はバイクのツーリング仲間から外れてしまった人が、またバイクというツールを使って再びその輪に入っていく、それを目指していきたい、と思っています」

青木治親さん

「昨年はアネスト岩田ターンパイク箱根をお借りして、初めてSSPのツーリングを実施しました。これからも箱根のツーリングを行っていきたいですが、箱根以外にも、北海道でも九州でも、他の自治体へも提案をしていきたいと思っています。たとえば自転車レースをやっているような一時的に道路を閉鎖することが可能なところで、健常者と障がい者が分け隔てなくみんなでツーリングできるような機会を今後も探っていきたいと思います」

健常者と分け隔てなく走行をする機会が、もっと数多く実現する、そんな日が来るのも近い。

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