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【過去最高】ルパン三世のフィアット「500」を完全再現! カップ麺も灰皿も『カリオストロの城』のまんまなのには理由がありました

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

映画の描写にトコトン忠実に仕上げた愛の結晶

このS14のキャラクタービークル・シリーズ第1弾「ルパン三世 カリオストロの城 FIAT 500」のモデルの全長はおよそ25cmと、その存在感は圧倒的。モデルの材質は亜鉛合金、塗装済み完成品といういわゆるダイキャスト・ミニカーで、そのスケールを活かしフロントの荷室とエンジンのフード、左右のドアは開閉可能。

さらに屋根に載せる「野営道具」や車内のカップ麺、ここ一番の場面で可動させるスーパーチャージャーのダクト、さらにルパンの相棒の次元大介が使うシモノフ対戦車ライフルなど、劇中の仕様をリアルに再現する小道具の数々はプラ製の別パーツで用意され、好みに応じて配置できる。

特筆すべきは野営道具とスーパーチャージャーのダクトで、これらはパーツに内蔵された磁石によって車体の所定の位置にカチリと収まるという、非常によく考えられた設計となっている。

また、大量の吸い殻が突っ込まれているダッシュボード中央の灰皿、フロント・ボンネット内のスペアタイヤは劇中の設定同様「丸坊主」(これは工場のスタッフがわざわざ新品のタイヤ1本1本を手作業で削って再現したという!)だったりと、映画を見たことのあるファンにしてみれば「よくぞここまで」といったディテールの再現度だ。

さらに、フィアット500の実車ではフロントフードの中央にプレスラインが入っているのだが、このミニカーではアニメの作画に準じ敢えてプレスラインを省略しているなどパッケージからディテールの再現、付属の小道具類に至るまで、文字通り「ルパン三世愛」にあふれた逸品といえるだろう。

■S14製 1/12モデルカー ルパン三世 カリオストロの城 FIAT 500
定価:4万4000円(消費税込)
問い合わせ:S14
https://s14-cvs.com

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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