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HKSの「アバルト595」最新チューニング速報! 発売間近の「VIITSサスペンションR」の仕上がりはいかに【デモカー試乗】

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 宮越孝政

HKSが提案するアバルト595の本格チューンはまだ始まったばかり

アフターパーツメーカーやスペシャルショップが、自慢のアイテムや技術を惜しみなく投入しているのが「デモカー」。それぞれどんなコダワリを投入しているのか、そして実際のところ、純正スペックと比べて何がどう変わっているのか? 今回お届けするのは、HKSが久しぶりに本格的に取り組む輸入車としてターゲットにした「アバルト595」。ハイパワーなターボエンジンが奏でるサウンドと強烈な走りは、チューニングカーとしての魅力に満ちていて、それを高めるパーツも続々と開発中です。チューニングライター加茂 新が試乗してレポートします。

良い意味でクラシカルなアバルト595はチューニングが楽しい

映画『ルパン三世 カリオストロの城』でも知られる「フィアット500」の現代版をベースにしたホットモデルがアバルト595だ。1.4L+ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTと5速MTAをラインナップする。

アバルト595のトップグレード「コンペティツィオーネ」では180ps/23.5kgmを発揮。これはほぼ同じ排気量+ターボエンジンを積むスズキ「スイフトスポーツ」の140ps/23.4kgmと比較すると、圧倒的にパワーがあるということになる。

とくに中高回転で伸びていくパワーは、明らかにアバルト595に軍配が上がる。それほどのパワーがありながら、さらにチューニングする余地があるのが魅力なのだ。ベースのフィアット500が2007年デビューということもあり、良い意味でクラシカルな作りのクルマ。電子制御も使われているが、すべてを支配しているわけではないので対策の余地も残されている。

VIITSブランドのアバルト用パーツは第2段階へ

そこでチューニングパーツの開発に乗り出したのがHKSだ。現在のデモカーはマフラーとサスペンションを装着しているが、いずれも開発が進められ、第2段階と言えるモデル。

マフラーはこれまでの2本テール/4本出しエンドを元に、2本テール/2本出しエンドモデルを開発中。サスペンションはこれまでのストリート&ワインディング向けのVIITSサスペンションに加えて、サーキットまでをターゲットにするVIITSサスペンションRを開発した。

「東京オートサロン2023でも開発中であることを発表しましたが、この後はインタークーラーキットやオイルクーラー、その他にもパワー系パーツなども開発を進めています。やるからには徹底的に! という会社なので、エンジン内部パーツまでやっちゃう? なんて盛り上がっているほどです。そこまでリリースされるかはわかりませんが、インタークーラーやオイルクーラーなどは開発してリリースを目指しています」

とVIITS開発担当の赤塚達也さんは語ってくれた。

デモカーでは開発中のVIITSサスペンションRと2本出しVIITSマフラーを装着。合わせてHKSのブーストコントローラーを装着することで、7psほど上乗せされてパンチ力をアップしている。

他にはエンドレスのブレーキキャリパーを採用し、フロントはMONO4ラリー、リアは試作のローターインチアップキットで、ビッグローター化されている。タイヤは205/40R17サイズのヨコハマADVAN A052だ。

さらにリアトランクルームには開発中のカーボンパイプを使ったボディ補強パーツをテスト装着中。カーボンのしなやかさにより、振動が減りつつ剛性感をアップできるという。シートはBRIDEのedirbシリーズで、運転席はフルバケットの0A1、助手席はセミバケットの171をチョイスしている。

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