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BMWワークスドライバーも参戦!「M4 GT3」で戦う「BMW M Team Studie」に注目【SUPER GT Teams】

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TEXT: 廣本 泉(HIROMOTO Izumi)  PHOTO: GTA/大子香山

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  • M4 GT3
  • Studieの走り

2023年シーズン唯一のBMW M4 GT3で参戦

日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT300クラスは国内外のメーカーがしのぎを削っている。世界的に人気のFIA GT3車両をはじめ、JAF-GT、マザーシャシーと3タイプのマシンが混走し、毎戦で激しい戦いが繰り広げられている。今シーズンを戦う27台のなかから、今回は7号車Studie BMW M4で戦う「BMW M Team Studie」を紹介しよう。

第3戦で優勝し勢いは衰え知らず

BMWのチューニングやメンテナンスを行う専門ショップ、Studie AGを母体とするレーシングチーム。グッドスマイルカンパニーのサポートを受けて、2008年よりスーパーGTへ参戦を開始し、BMW Z4を武器にGT300クラスへチャレンジしていた。

2011年にはグッドスマイルレーシングとのジョイントプログラムで、マシンを国際規定モデルのBMW Z4 GT3にスイッチしており、谷口信輝/番場 琢が計3勝をマークし、ドライバー部門およびチーム部門を制覇した。

2012年には2台のZ4を投入しており、谷口/片岡龍也の0号車が第2戦の富士を制したほか、2013年には同じく谷口/片岡が2勝をマークするなど混戦のGT300クラスで猛威を振るっていた。

2014年よりグッドスマイルレーシングとのジョイントプログラムが終了したことから、Studie独自のチャレンジを開始した。ヨルグ・ミュラー/荒 聖治の7号車が3回の表彰台を獲得しており、ドライバー部門・チーム部門ともにランキング3位でフィニッシュしたほか、2015年も第5戦の鈴鹿で2位入賞を果たした。

2016年からはBMWのサテライトチーム、BMW Team Studieとしてエントリーし、主力モデルをM6 GT3にスイッチ。開幕戦の岡山でミュラー/荒が3位表彰台を獲得した。2017年は目立った成績を残せずにシーズンを終えることになった。

2018年〜2019年はブランパンGTシリーズ・アジアへの参戦に集中したことからスーパーGTでの活動は休止したが、2020年にM6 GT3でGT300クラスへ復帰。2022年にはマシンをM4 GT3に変更したほか、ドライバーも荒をそのままにアウグスト・ファルファス、第3ドライバーに近藤 翼を起用するなど体制を変更した結果、第3戦の鈴鹿で荒/近藤がBMW Team Studieとして待望の初優勝を獲得した。

このようにBMW Team StudieはGT300クラスで豊富な実績を持つが、2023年も荒に加えてブルーノ・スペングラーを起用したほか、M4 GT3も熟成を極めつつあるだけに上位争いを左右するに違いない。事実、サバイバルレースと化した第3戦の鈴鹿で荒/柳田真孝が今季初優勝。勢いに乗るだけに今後も同チームの7号車に注目したい。

優勝したふたり

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