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「apr」は2023年も2台体制! 熟成進む30号車「apr GR86 GT」のパフォーマンスに期待大【SUPER GT Teams】

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TEXT: 廣本 泉(HIROMOTO Izumi)  PHOTO: GTA

  • ドライバー3人
  • GR86の走り

GR86で2年目のシーズンを戦う

日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT300クラスは国内外のメーカーがしのぎを削っている。世界的に人気のFIA GT3車両をはじめ、JAF-GT、マザーシャシーと3タイプのマシンが混走し、毎戦で激しい戦いが繰り広げられている。今シーズンを戦う27台のなかから、今回は30号車apr GR86 GTで戦う「apr」を紹介しよう。

実力派ベテランコンビの走りに期待

アフターパーツメーカー、アペックスのレース部門を前身に持ち、2000年に独立した。アペックス時代の1998年から全日本GT選手権/スーパーGTのGT300クラスに参戦。2000年のapr設立後はコンストラクターとしてトヨタと連携しマシン開発を担うようになる。2001年にはMR-Sを投入、ARTAのジョイントプログラムで参戦していた新田守男/高木真一が開幕戦の岡山で優勝した。

その勢いは2002年も健在で、新田/高木の31号車が開幕戦の岡山を制すると、第4戦のマレーシアで2位につけるなど、その後もコンスタントにポイントを重ね、ドライバー部門でチャンピオンに輝いている。

2005年には30号車としてapr製のMR-Sを駆る佐々木孝太/山野哲也が、第7戦・オートポリスでの優勝を含めて計6回の表彰台を獲得し、ドライバー部門/チーム部門で2冠を達成。2007年には101号車の大嶋和也/石浦宏明が計2勝をマークし、ドライバー部門でチャンピオンに輝いた。

このように名車MR-Sと輝かしい栄光を築いてきたaprは、2009年より主力モデルをカローラに変更。2010年には74号車を駆る井口卓人/国本雄資が第3戦の富士で優勝している。

さらに2012年にはスーパーGTで初となるハイブリッドモデルのプリウス(3代目/ZVW30)を投入し、2013年の第2戦・富士で31号車を駆る新田/嵯峨宏紀がプリウスでの初優勝に輝く。さらに2016年には市販車のモデルチェンジに合わせて4代目プリウス(ZVW50)を投入しており、第4戦のSUGOで31号車の嵯峨/中山雄一が優勝している。

2019年にはトヨタGRスポーツ プリウスPHVを投入しており、2021年の第6戦で31号車を駆る嵯峨/中山友貴が優勝。このようにaprは歴代モデルで優勝してきており、2023年のスーパーGTにおいても飛躍が期待されている。

とくに永井宏明/織戸 学の30号車は2022年からGR86にマシンを変更しただけにマシンのセッティングが進みつつある。2023年シーズン序盤の3戦は目立った成績を残せていないが、GR86は高いコーナリング性能を持つだけに、テクニカルコースで猛威を発揮するに違いない。

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