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横浜ゴム「伊勢タイヤ」のおかげで優勝! 青木拓磨選手がアジアクロスカントリーラリーの凱旋報告

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

アジアクロスカントリーからの凱旋

東南アジアを中心に開催されるFIA・FIM公認国際クロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2023」は、2023年8月13日から19日にかけて開催された。第28回となる今回の総移動距離は、タイ王国のパタヤからラオスの世界遺産ワット・プーまで2000kmにもおよぶ。オート(四輪)部門41台、モト(二輪)部門22台(サイドカー1台を含む)の合計63台がエントリーしたこのラリーでは、青木拓磨選手が総合優勝を果たした。

横浜ゴムの社員に報告

日本へ戻った青木拓磨選手は、今年のAXCR参戦車両である#105 トヨタフォーチュナーとともに横浜ゴムの国内事業所を回って優勝報告会を開催した。

青木拓磨選手といえば、ロードレーサーとして、ロードレース世界選手権(WGP GP500クラス)に参戦中の1998シーズン開幕前に行われたテスト中の事故で下半身不随となってしまい、その後は車いすドライバーとして活動フィールドを4輪に移し、さまざまなレース活動を展開。2021年のル・マン24時間レース本戦にも出場している。

青木選手がAXCRに参戦を開始したのは2007年のことで、参戦14回目の挑戦でついに総合優勝を遂げた。ちなみに、FIA公認のラリーレイドであるが、その中で健常者と同条件での競技で障がい者が優勝をしたのは初めてのことで、歴史的快挙といえる。青木選手のAXCR参戦は、いくつか参戦車両は変わったものの、常に横浜ゴムのオフロードタイヤであるジオランダー(M/TG001)を使い続けてきた。

トヨタ フォーチュナー

2022年に本社機能を集約し、横浜ゴムのヘッドオフィスとなった平塚製造所では、まず山石昌孝代表取締役社長、清宮眞二取締役常務執行役員(技術・生産統括 兼 IT企画本部担当)、宮本知昭取締役常務執行役員(タイヤ国内リプレイス営業本部長 兼 タイヤ消費財製品企画本部長 兼 経営管理本部長 兼 平塚製造所長 兼 ヨコハマタイヤジャパン取締役)との懇親の時間が設けられた。そこではAXCRでの優勝報告が行われ、その後事業所内で、社員向けの報告会が行われた。

この場では社長からの目録贈呈と、清宮執行役員と宮本執行役員から花束の贈呈された後、この夏の戦いを会場に集まった横浜ゴムの社員の皆さんに報告した。

また車両も展示し、ハンドドライブのシステムについてなど、スタッフに尋ねる社員も多かった。実際に車両を見てみると、どう走っているのか、について興味を持つ人が多いということだろう。その後はサインや記念撮影に応じたりして、この報告会は終了した。

伊勢タイヤにも優勝報告を行った

そして、9月26日には、三重県伊勢市にある横浜ゴム三重工場にも出向いて優勝報告を行った。ここは、18インチ以上の大型のSUVタイヤなどを製造している。つまり、AXCR参戦をするジオランダー・ユーザーは、「伊勢タイヤ」を使用していることとなる。

ここでも、今回のAXCRの参戦動画を見ながら、自身の参戦状況や優勝まで、そしてAXCR開催地元でのジオランダーの認知度やAXCR参戦者からの評価など、現地で受け入れられているその性能の高さを報告。そしてこの優勝に貢献してくれたジオランダーM/T G003についての感謝を述べた。

今回のAXCRで総合トップ3を独占することとなったジオランダーM/T G003は、すべて伊勢の工場で製造されている。

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