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佐藤琢磨選手がHRCエグゼクティブ・アドバイザーに就任!スーパー耐久にも関わる!?「より楽しいコンテンツを作り上げます」

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TEXT: CARトップ 鈴村朋己(SUZUMURA Tomoki)  PHOTO: 本田技研工業(HONDA MOTOR)/ホンダモビリティランド(Honda Mobilityland)/Williams Racing

  • 2024年1月末にF1の名門チーム「ウィリアムズ・レーシング」のドライバーアカデミーへ加入を果たした13歳で中学生の女性ドライバー松井紗羅選手
  • 佐藤琢磨選手はHRSプリンシパルとしてホンダのドライバー育成もしている
  • ドライバーに走り方のポイントを教えている琢磨選手
  • 中学生で13歳の女性ドライバー松井紗羅選手(写真中央)
  • HRCは2023年からスーパー耐久シリーズに4輪初のフルワークス体制で参戦を開始している
  • 佐藤琢磨選手は2017年には世界3大レースのひとつであるインディ500で日本人初となる勝利を飾ると、2020年には2度目の快挙を達成した
  • 2002年にはジョーダン・ホンダからF1デビューを果たした佐藤琢磨選手
  • 松井選手は2023年末に開催されたHRS-Kの特別講習会で、現役F1ドライバーの角田裕毅選手と熱戦を披露した。角田からのプレッシャーにも動じることなく、見事に勝利を飾った
  • 2023年末に開催されたHRS-Kの特別講習会には名だたるトップレーサーが集結した
  • 向かって左が渡辺康治社長。右が佐藤琢磨選手

今後の展開に期待が膨らむ

ホンダのモータースポーツ専門会社であるHRC(ホンダ・レーシング)が、F1世界選手権への参戦やインディカーシリーズをはじめとする、世界トップカテゴリーで活躍してきた佐藤琢磨選手とアドバイザリー契約を締結。今後は同氏が「HRCエグゼクティブ・アドバイザー」として、ホンダとHRCの4輪レース活動全般におけるアドバイスとサポートを行っていくことが明らかになりました。

インディ500で2度の快挙を成し遂げた

佐藤琢磨選手は1997年に現在のホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿・フォーミュラ(※当時の名称は鈴鹿レーシング・スクール・フォーミュラ)を卒業後に渡英し、2001年には英国F3選手権でチャンピオンを獲得。2002年にはジョーダン・ホンダからF1デビューを果たし、2004年のアメリカグランプリでは日本人F1ドライバーとして最高位タイとなる3位表彰台を獲得した。

2010年には活動の場をアメリカに移し、インディカーシリーズに参戦。2017年には世界3大レースのひとつであるインディ500で日本人初となる勝利を飾ると、2020年には2度目の快挙を達成。今シーズンもインディ500への参戦がすでに決まっており、自身3度目の制覇を目指す。さらに2019年からは、ホンダ・レーシング・スクール(以下HRS)のプリンシパルとして、未来を担うレーシングドライバーの卵たちと向き合い、指導を行っている。

佐藤琢磨選手をエグゼクティブ・アドバイザーに任命した背景について、HRC代表取締役の渡辺康治氏はこう説明する。

「HRCに4輪部門が加わって今年で3年目になります。4輪部門の領域をより飛躍させるために、ホンダとともに挑戦を続けてきた琢磨さんには、エグゼクティブ・アドバイザーとして就任してもらうことになりました。これまでのHRSプリンシパルに加えて、国内外のドライバー育成やレースの参戦計画、運営体制など4輪のレース活動全体についてのアドバイスとサポートを行っていただく予定です。また将来的に販売を見据えているHRC商品展開の際には、琢磨さんが培ったレーシングドライバーとしての知見と経験を活かして、お手伝いしていただきたいと考えています」

今後の具体的な活動に関してはこれから決まっていくとのことで、琢磨選手は下記のように語ってくれた。

「これまでも関わらせていただいてきましたが、最初はHRC Sakuraに訪問してご挨拶とディスカッションを行い、現場だとスーパーフォーミュラやSUPER GTの現場にも訪問します。僕はまず国内レース、そしてその現状を勉強する立場だと思っております。ドライバーから見た視点というよりも、HRC全体として、これからの強化に向けてどんなことができるのか。現場の意見を聞きながらHRCと協議をしていきたいと考えています」

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