FDJ2での採用にあわせて新作ホイールの発売が決定
比較的リーズナブルな価格設定ながら日本国内の安全基準をクリアし、多くのユーザーの支持を得ているMIDホイール。そのスポーツホイールモデルである「MIDレーシング」シリーズが、フォーミュラドリフトジャパンの「FDJ2」クラスで採用されることが決まりました。FDJ2では2025年シリーズから同一メーカーのホイール装着が義務化するワンメイクとなりますが、そのホイールにMIDレーシングのホイールが選ばれました。年間エントリーするドライバーに6本のMIDレーシングホイールが無償提供され、エントラントのサポートまでも行ってくれるとのこと。これはビッグニュースです。
(初出:GR magazine Vol.08)
王道の6本スポークを採用したスポーツモデルR06
本格的にドリフト競技での採用が決まったMIDレーシングシリーズには、ニューモデルも投入された。まずひとつ目は、完全新作の「R06」だ。王道の6本スポークデザインを採用し、スポーツホイールに求められる強度と軽さにこだわっている。
例えば剛性に関してはスポークとリムの接合部を末広がりにして応力を分散させたり、フランジ部分はコの字型にするなど、さまざまな工夫が盛り込まれている。それにより、MIDホイールの他のラインアップと同様に、国が定めたホイールの技術基準であるJWLや第三者機関による試験であるVIA認証をクリア。そして軽さにおいては、スポークの裏をはじめ、可能な範囲で肉抜きを徹底。スポーツホイールとしての純度を高めている。
もちろんデザイン性にもこだわり、スポークをリムから一度立ち上げてコンケーブ形状を強調。どのサイズでも立体的なフェイスデザインを楽しむことができるようになっている。サイズバリエーションは15×5.0J~18×10.5Jの全14サイズで展開。カラーはクリスタルブラックのみのラインアップとなっている。
セミグロスブラックカラーを採用したR07 Type S
ふたつ目は、「R07タイプS」だ。タイプSモデルは、「R50タイプS」に続く第2弾となる。それと同様に、R07タイプSもスポーツホイールに求められるパフォーマンスにおいてはベースモデルのR07を継承しつつ、カラーリングをセミグロスブラックに変更。よりハードな印象を与えるビジュアルに仕上げられている。
もちろんタイプSだけの仕様であるグリーンの差し色をスポークデカールに採用。セミグロスブラックのカラーリングと相まって、存在感を発揮している。サイズは15×5.0J~18×8.0Jの4サイズで展開される予定だ。
MIDエクスクルーシブからFORGED & CARBONが誕生!
MIDホイールは、同社のハイエンドモデルに位置づけされるホイールとしてエレメントシックスシリーズをリリースする。最大の特徴は、なんといってもリムにカーボンを採用していること。ホイールに求められる性能は確保しつつ、これまでにない彩りを足元に与えてくれる。ディスク形状は3種、カーボンリムは5種あり、カラーリングも含め自由に組み合わせを選択できる。
■マルカサービス
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