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スタッドレスからサマータイヤへの交換時期到来…今さら人には聞けないタイヤ交換の手順や必要な工具を説明します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: AMW/写真AC

  • ジャッキアップポイントを確認してから車体を持ち上げる
  • ボディ下部のタイヤから遠くないところで、フレームに切り込みが入ったポイントがある
  • ジャッキアップポイントは、ボディ下部のタイヤから遠くないところで、フレームに切り込みが入ったポイントがある
  • 車体を持ち上げたら、事前に緩めたホイールナットを外し、タイヤを抜く
  • 車載工具でも交換は可能だが、ジャッキスタンドやトルクレンチ、エアゲージは持っておきたい
  • クルマが動かないようサイドブレーキを引き、交換するタイヤの対角線上にあるタイヤを輪止めで固定する
  • ジャッキスタンドも安全のために使用する
  • タイヤ交換は舗装された平坦な地面の上が鉄則だ
  • 純正のレンチでも交換は可能だが、トルクレンチは持っておきたい
  • ジャッキアップは、タイヤが地面から少し離れた程度で十分だ
  • 締め付けトルクは乗用車で90〜110Nmというのが定説だ
  • ホイールナットはあらかじめ緩める

作業の難易度は高くないが注意点もある

寒い冬はもう少し続きそうですが、3月になりまもなく春を迎えます。そろそろ夏タイヤを履く時期が近付いていますが、専門店に持ち込んで履き替えをするのは意外とお金がかかります。とはいえDIYで交換するには……と悩んでいる方に向けて、今回は交換方法と注意点についてお伝えします。

タイヤ交換は舗装された平坦な地面の上が鉄則

作業の難易度こそ決して高くないものの、舐めてかかると大事なクルマを壊し、大きなケガを負いかねないのがタイヤ交換。最初に気を付けるべきことは作業する場所だ。舗装されていない砂利や土の上はもってのほかで、アスファルトやコンクリートであっても傾斜があるのはNGとなる。地面が未舗装ならジャッキが沈んで外れる可能性があり、傾斜が大きい場所もクルマが傾き倒れてしまう恐れがある。タイヤ交換は舗装された平坦な地面の上が鉄則と覚えておこう。

クルマを固定してからナットを外す

あらためて説明するまでもないがパンクなど非常時を除き、一般道や店舗の敷地内で作業するのも絶対に慎むべきだ。自宅もしくは自分が借りている駐車場で、周囲の安全を確認したうえで作業しよう。

場所が決まったらクルマが動かないようサイドブレーキを引き、交換するタイヤの対角線上にあるタイヤを輪止めで固定する。次に車載もしくはカー用品店などで売っている十字型のクロスレンチを使い、4本すべてのホイールナットを緩め、ホイールキャップがある場合は外しておく。

ジャッキアップポイントを確認する

続いていよいよジャッキアップに入るが、先にジャッキをかける場所を調べておこう。多くはボディ下部のタイヤから遠くないところで、フレームに切り込みが入ったポイントがある。もし判断が難しければ取扱説明書を読むか、無理せずプロの手に委ねたほうがいい。

ジャッキアップする場所が分かったら慎重に車体を持ち上げて、タイヤが完全に浮いたら再びレンチでナットを回して取り外す。なお極端に高く上げる必要はなく、地面から少し離れた程度で十分だ。

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