スポーティにカスタムされたモデルに乗るのは若き女性オーナーだった
TRDのエアロパーツを装着した全身ブラックのトヨタ「86」と出会いました。ローダウンやホイールもバッチリ決まっている、とっても男前の仕上がりなのに、オーナーは、サンタの格好をした女性でした。正統派チューンで仕上げられたトヨタ86を見ていくことにしましょう。
サンタの衣装を纏った女性オーナーが乗る男前なトヨタ86
今回取材したミーティングは、クリスマスオフということもあり、愛車にリースを装着したり、窓にトナカイの角を装着するなど、クリスマスの飾り付けを施しているクルマが数多くみられた。そんな中でもサンタコスで周囲の目を惹いていたキュートな女性を発見。愛車にもトナカイの赤い鼻をつけていたオーナーの“おまり”さんにお話を伺ってみた。
「ちょっと忘れちゃったんですが、このクルマは確か16か17年式だったと思います。前は普通の軽に乗ってたんですが、以前からトヨタ86を見て『かっこいいな!』と思ってたんです。このクルマは今から3年ほど前にヒトメボレして購入しました。実はこのクルマと出会った当時、AT限定免許だったので、マニュアルのこのクルマに乗りたくて限定解除もしました」
購入したクルマに装着されていたTRDのフロントリップをきっかけにエアロをコンプリート
“おまり”さんがこのクルマを購入した際、基本的にはノーマルだったそうだが、なぜかフロントのみTRDのリップが装着されていたそうだ。そのため購入後にTRDのサイドスカートとリアバンパーガーニッシュ、リップスポイラーなどを新たに装着することで、統一している。そのほかテールランプはヴァレンティに交換しているが、それ以外はいたってシンプルだ。外観のカスタムで珍しいのはドアノブにクロームのカバーを装着している点だろう。
「そうなんですよ、ドアノブってカーボンのカバーつける人は多いんですが、クロームにしてる人ってあんまりいないと思うんですよね。だからあえてクロームにしました。ブラックのボディに映えるし、気に入っています」
ブラックボディにホイールのリムとドアノブがアクセント
足まわりはBLITZの車高調を装着し、ホイールはWORK VS XXをチョイスしている。サイズは9.5J×18 インセット+39で、225/40R18サイズのタイヤを組み合わせている。ちなみにホイールはブラックのスポークにクロームのリムのコンビネーションで、前述のクロームのドアノブカバーとともにリム部分が真っ黒なボディにアクセントとなっている。
現在“おまり”さんは休日のドライブやイベント参加に加えて、このクルマで通勤もしているそうで、1日当たりの走行距離は大したことはないが、ほぼ毎日乗っているそうだ。
「このクルマに乗って4年くらいになります。ほぼ毎日このクルマを運転してますが、それでも全然飽きません。本当に楽しいですね。今後ですか? 実はトヨタ 86もいいんですが、今度はバイクにも乗ってみたいんですよね!」